田中真紀子が猛批判!自民党議員は人として終わってしまった

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自民党最大派閥「清和政策研究会」(安倍派)を巡る激震が、岸田文雄首相(自民党総裁)を揺るがしている。この件に注目が集まっているのは、没後30年を迎えた田中角栄元首相にまつわる人々だ。

約11年ぶりに永田町に姿を現したという真紀子元外相は、「政治改革を具体的にやらなければならない」と訴えており、自民党の石破茂元幹事長も頻繁にメディアに登場し、「自民党は立て直さなければならない」と主張しています。経済アナリストの佐藤健太氏も政界の事情に詳しく、「令和版『角福戦争』が始まり、自民党内の勢力図が大きく変わるだろう」と予測しています。

裏金問題で安倍派解体の危機

東京地検特捜部が派閥の政治資金パーティーに関する裏金疑惑を捜査し、清和会と志帥会(二階派)の派閥事務所を家宅捜索しました。派閥事務所への捜索は、日本歯科医師連盟(日歯連)からのヤミ献金事件以来のことです。

12月22日には、松野博一前官房長官など清和会の幹部に対し、特捜部が任意での事情聴取を要請しました。パーティーのノルマを超えた分がキックバック(還流)され、改選を迎える同派の参院議員には全額が「裏金化」された疑いも持たれており、最大派閥は解体の危機に瀕しています。

田中真紀子の痛烈な自民党批判「人として終わってしまった人たちが総理、閣僚、議員になっている」

強制捜査の11日前、田中元首相の長女である真紀子元外相が、政界の誰よりも鋭く清和会を批判しました。真紀子氏は2012年以来国会を離れていますが、「今こそ政治改革―政治とカネ―」と題した集会で厳しい批判を展開しています。

真紀子氏は、「安倍さん以降、彼も含めて、安倍さんは同期だから仲良しだったんですけど、客観的に見て、やっぱりもう人として全て終わってしまったというか、賞味期限が切れたと言いますか。そういう人たちが総理になり、閣僚になり、議員になっている」と述べています。

また、真紀子氏は裏金疑惑が浮上した議員が答弁を控えることにも批判的で、「しゃべらないでなんですか。最近の『答弁を差し控えさせていただきます』。差し控えるのは、やましいから答えられないということでしょ!国民はそんな馬鹿じゃないですよ。じゃあ、国会議員になるのを差し控えたほうがいいですよ」と非難しています。

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