ロシア西部攻撃で18人死亡、ウクライナ報復の可能性も

ロシア西部ベルゴロド州で攻撃を受け炎上する家屋

ウクライナと国境を接するロシアのベルゴロド州で、ウクライナ軍の砲撃が激化し、ロシア非常事態省は18人が死亡、111人が負傷したと発表しました。この攻撃は、ロシアによるウクライナへの一斉攻撃への報復の可能性があるとされています。ロシアは国連安全保障理事会に緊急会合の開催を要請しました。

ロケットミサイルの攻撃、報復の意思を示す

ロシア国防省の報道官は、多連装ロケットシステムなどから多数のミサイルが撃ち込まれ、迎撃できなかったものが着弾したと発表しました。クラスター(集束)弾も使われ、ロシアは必ず報復すると表明しています。ペスコフ大統領報道官もプーチン大統領が報告を受けたことを述べました。ロシア連邦捜査委員会は殺人容疑で捜査を始めました。

商業施設や住宅での爆発、炎上

州都ベルゴロドの中心部では爆発が起き、商業施設や住宅など10カ所以上で火災が発生しました。ロシア側は、現場に軍事関連施設は存在しないと説明しています。

英国と米国の責任を主張

ロシア外務省の情報局長は、「英国が米国と共にテロをそそのかした」とし、軍事支援を続ける欧米にも責任があると主張しました。

この事件についての詳細な情報は、こちらのリンクでご確認ください。

日本ニュース24時間