日本航空搭乗客が火災の恐怖を伝える…脱出直前の映像

日本航空の旅客機が羽田空港で海上保安庁所属の航空機と衝突し、炎に包まれた恐怖の出来事が起きました。乗客たちは脱出する直前の機内の様子を写真や動画で共有しました。

煙と恐怖に包まれた機内の映像

英国メディアのエクスプレスによると、機内の動画には煙の中で青ざめた乗客が恐怖に立ち尽くす様子が映っています。また、ある動画では翼の部分を撮影しており、翼付近が赤く染まる火の広がりが確認できました。

航空機は火災の中で滑走路に着陸しましたが、乗客は素早く脱出し、航空機はすぐに炎に包まれました。火は航空機を溶かすほどの猛威を振るい、滑走路にも広がりました。

AP通信によると、ある乗客は「数分で機内は煙に包まれ、地獄のようでした。私たちはどこへ逃げればいいのかわからず、外へ飛び出しました。混乱の中でした」と語りました。別の乗客も共同通信に「着陸時に衝突した感覚があり、窓から火花が見え、機内はガスと煙で満たされました」と報告しました。

この航空機は日本航空516便で、新千歳空港を出発し、羽田空港に着陸する途中で海上保安庁所属の航空機と衝突し、火災が発生しました。

乗客と乗務員を合わせて379人が搭乗していましたが、全員が火災発生後に脱出しました。ただし、海上保安庁の航空機に乗っていた6人のうち1人の操縦士が重傷を負い、他の5人は亡くなりました。この航空機は最近の地震被災地域に物資を輸送するために活動していました。

この記事は日本ニュース24時間から提供されました。