北九州・小倉の「鳥町食道街」で火災、周辺建物に延焼…消防車30台出動

北九州市小倉北区の「鳥町食道街」で火災が発生し、周辺の建物に延焼する事態となりました。この火災には消防車30台が出動し、鎮火に取り組んでいます。

炎を上げる激しい火災

北九州市小倉北区魚町で3日午後3時10分ごろ、「建物から煙が上がっている」との通報がありました。飲食店が燃え、複数の建物に火が広がりました。しかし、市消防局によれば、約4時間半後の午後7時45分ごろには延焼を食い止めることに成功しました。福岡県警小倉北署によると、けが人や逃げ遅れた人の情報は入っていないようです。

炎を上げながら激しく燃える建物(3日午後5時49分、北九州市小倉北区で)

鳥町食道街とは?

鳥町食道街は、JR小倉駅から南へ約300メートルの場所にある飲食店の一角です。店関係者によると、「鍋から火が出た」との情報があります。現在、消火活動が食道街の約60メートル四方の区画内で続けられています。

黒煙を上げて燃えるアーケード近くの建物(3日午後3時59分、北九州市小倉北区で)

魅力的な飲食店街

鳥町食道街は、闇市が起源とされる商店街「魚町銀天街」とつながっている場所で、アーケードが1951年に完成しました。ここには小倉名物「焼うどん」発祥の店をはじめ、さまざまな飲食店が並んでいます。また、大規模火災に見舞われた旦過市場から北へ約300メートルの距離に位置しています。

(写真:読売新聞)

この記事の出典元: 日本ニュース24時間

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