ドジャース大谷選手の契約金後払いがカリフォルニア州の火種に!?

ドジャース大谷選手
(画像:jp24h.comより)

アメリカ・メジャーリーグのロサンゼルス・ドジャースが、大谷翔平選手に支払う契約金の大半を契約期間後に支払うことについて、カリフォルニア州の会計監査官は州に入る税金が減ることを問題視する声明を出しました。

大谷選手の巨額契約にカリフォルニア州が懸念

ロサンゼルス・ドジャースとの10年契約で、総額7億ドルを超える巨額な契約金を手に入れた大谷選手。しかし、契約金の約97%が契約期間終了後に支払われるとされています。

カリフォルニア州の監査官は、この事態について慎重な懸念を表明しました。彼らは8日に声明を発表し、現在の高額納税者への無制限な優遇措置が所得の不平等を悪化させ、税金の公正な分配を妨げていると指摘し、アメリカ議会に対して迅速な対応を求めました。

大谷選手のカリフォルニア州外での居住による税収損失

ロサンゼルス・タイムズ紙によれば、大谷選手は契約期間中、年200万ドルを受け取りますが、残りの6億8000万ドルは2033年までに支払われる予定です。しかし、もし大谷選手が契約期間中に日本に帰国したり、カリフォルニア州外に転居した場合、カリフォルニア州は約9800万ドルの税収を失う可能性があるとのことです。

この問題に対する具体的な解決策はまだ見えてきませんが、カリフォルニア州とアメリカ議会は早急に対応を迫られることでしょう。

日本ニュース24時間による報道を参考にしました。日本ニュース24時間