外国人も手続き円滑に 行政専門用語にも対応の音声翻訳アプリを試験導入 大津市

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窓口でアプリのインストールされたタブレット端末を手にする大津市職員=大津市役所
窓口でアプリのインストールされたタブレット端末を手にする大津市職員=大津市役所

 大津市は、窓口を訪れる外国人が引っ越しなどの手続きを円滑に進められるよう会話を通訳して音声で伝える機能を持った翻訳アプリの試験導入を始めた。自治体向けに開発されたもので、「住民登録」などの専門用語にも対応する。同アプリの導入は関西では大阪府枚方市に続き2例目で、県内では初めてという。

 県内に住む外国人の数は増加傾向にあり、4月の改正出入国管理法の施行で今後も増加が見込まれる。

 大津市はこれまで、日本語でのコミュニケーションが難しい場合は、海外旅行などでの使用を想定した小型の翻訳機を用いて対応してきたが、「住民登録」や「異動届」など行政の専門用語には対応していなかったことなどから、自治体向けに開発された専用アプリの導入を検討してきた。

 アプリは英語や中国語、タイ語など8言語に対応し、インストールされたタブレット端末に日本語や外国語で話しかけると、翻訳された音声が流れるほか、画面に文字で表示される。

 試験導入は市役所の戸籍住民課と保険年金課で来年1月末まで実施。職員らの意見を踏まえた上で、早ければ来年6月にも本格導入する。

 戸籍住民課の男性職員は「言葉が分からなくて行き違いが生じると、何度も市役所に来てもらわないといけなくなる。アプリは難しいやりとりにも対応できて便利だ」と話している。

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