2021年12月に惜しまれながらこの世を去った神田沙也加さん（享年35）。その元恋人である俳優・前山剛久さん（33）に対し、いまだ収まらない批判の声と、渦巻く波紋について深く掘り下げていきます。
前山剛久、芸能活動再開も批判殺到。舞台は中止へ
『刀剣乱舞』シリーズなど、2.5次元舞台を中心に活躍していた前山剛久さん。しかし、恋人であった神田沙也加さんが2021年12月、ミュージカル『マイ・フェア・レディ』公演期間中に急逝してしまいます。当時、前山さんによる沙也加さんへの暴言や、二股疑惑などが複数のメディアで報じられ、SNSを中心に激しい批判が集中しました。
この事態を受け、前山さんは2022年1月に体調不良を理由に芸能活動を休止。同年6月には所属事務所を退所しています。
沈黙を破り、前山さんは2024年8月28日配信の『週刊女性PRIME』のインタビューで芸能活動再開を宣言。11月には舞台『ある日の通り雨と共に』への出演も発表されました。しかし、9月20日、舞台は上演中止が決定。主宰側は「関係各所と協議の上、安全性の確保が困難になった」と説明しています。
前山剛久さん
謝罪動画投稿も「火に油」状態に？
10月9日、前山さんはYouTubeチャンネルとTikTokアカウントを開設。舞台中止の謝罪や、自身の近況を語る動画を投稿し始めます。しかし、その言動は「常識を疑う」とさらなる批判を呼び、炎上状態となってしまいました。
前山さんは9日に投稿した動画「今回の騒動に関して謝罪させて下さい」の中で、黒スーツ姿で深々と頭を下げ、《このたび謝罪をしたいと思い、動画を撮っています。まず、先日の舞台の一件で皆様にご迷惑をおかけしてしまったこと、深くお詫び申し上げます》と謝罪。
《この一件も過去の一件もすべて自分の責任です》と続け、《だからこそ、すべてあきらめてすべて終わりにして楽になってしまったほうがよいのかなと考えました。けれど、生きて頑張りたいなとも思いました。なので、どうせ生きるなら自分の望むことをしようと思いました》と、芝居への熱い思いを語りました。
しかし、この動画に対し、コメント欄には《挑発行動にしか見えません》《これも演技だと思ってしまう》といった心無い言葉が殺到。「謝罪」の真意が問われる結果となってしまいました。
神田沙也加さんの死から3年… 前山剛久を取り巻く厳しい現実
今回の騒動は、芸能界における過去の出来事、そして情報発信の難しさについて改めて考えさせられる出来事と言えるでしょう。神田沙也加さんの死から3年が経とうとしている現在も、前山剛久さんに対する世間の目は依然として厳しいものがあります。
前山さんの今後の活動、そして彼がこの状況をどのように乗り越えていくのか、注目が集まっています。
