10月15日公示、27日投開票の衆議院選挙を前に、自民党の今井絵理子参議院議員がX(旧Twitter)に投稿した内容が物議を醸している。
選挙告知投稿に2000件以上のコメントが殺到!批判の的は“あの疑惑”
今井議員は10月9日、自身のXアカウントに「第214回臨時国会が閉会しました。本日、衆議院が解散し10月15日公示、27日投開票の総選挙が行われます。皆さんの一票が未来をつくります。」と、ごく一般的な選挙の告知文を投稿した。
今井絵理子議員のX投稿
一見、何の問題もない投稿に思えるが、添付された写真が波紋を呼んだ。写真には、国会内の自民党控室でポーズを決め、微笑む今井議員の姿が写っていたのだ。
この投稿に対し、当初は反応も少なかったものの、徐々に批判的なコメントが増加。衆議院選挙告示日の翌日には、コメント数は2000件を超え、「今井絵理子氏」がトレンド入りするほどの騒動に発展した。
国民の怒り爆発!パリ視察問題で不信感募る
批判の多くは、今井議員が過去に巻き起こした“あの疑惑”に関するものだ。
2023年7月、自民党女性局が「研修」と称してフランス・パリへ視察旅行に出かけた際、今井議員も参加。
エッフェル塔
視察の内容よりも、エッフェル塔の前でポーズをとった写真などがSNSで拡散され、「観光旅行ではないか」と批判が殺到。国民から報告書の提出を求める声が上がっていた。
今回の選挙告知投稿に対し、「アイドルになりたいなら政治家をやめればいい」「報告書も早く出してほしい。やましくないなら、早く…」といった辛辣なコメントが寄せられた背景には、このような国民の不信感が根強く残っていることが伺える。
行動が問われる政治家としての責任
政治家として、国民の代表として、その行動には常に責任が伴う。
今回の騒動は、今井議員が国民の声に耳を傾け、真摯に向き合っているのかを改めて問うものとなった。