元衆議院議員の菅野志桜里氏が、自身のXへの投稿で自民党と立憲民主党を比較し、「お金に汚い自民党」と「お金にきれいだけど政権運営は任せられない立憲民主党」という表現を用いたことが波紋を呼んでいます。
菅野氏の発言とは?
菅野氏は10月17日のX投稿で、次の選挙が「お金に汚いけど実績のある自民党」か「お金にきれいだけど政権運営は任せられない立憲民主党」の二択になる可能性を指摘し、「有権者として辛すぎる」と自身の見解を述べました。
Xユーザーから批判殺到!
しかし、この「お金にきれい」という表現に対して、Xユーザーからは過去のガソリンプリカ問題を指摘する声が殺到しました。菅野氏は2016年、民進党時代に政治資金で多額のガソリン代を計上していたことが問題となり、謝罪に追い込まれています。
菅野志桜里氏
菅野氏の過去のガソリンプリカ問題とは?
菅野氏が代表を務めていた民主党愛知県第7支部の政治資金収支報告書に、年間230万円分のガソリン代が計上されていたことが「週刊新潮」によって報じられました。これは走行距離に換算すると地球5周分以上に相当するとして、大きな批判を浴びることになりました。最終的に元公設秘書の不正請求が明らかになり、菅野氏も謝罪しましたが、この問題は菅野氏の政治資金問題として現在も記憶に残る出来事となっています。
Xユーザーの反応
今回の菅野氏の発言に対して、Xユーザーからは
- 「ガソリンの方ですね 説得力皆無です」
- 「現職時のガソリンプリカ問題、結局納得の行く説明無いままでしたね」
- 「自分自身が旧民主党時代にお金に関してやらかして、“ガソリーヌ”とまで言われたのを忘れたのでしょうか」
- 「いや、あんた、1番カネに小狡いじゃないかレシート集めしてなにしたっけ?」
など、過去のガソリンプリカ問題を想起させる辛辣なコメントが多数寄せられています。
立憲民主党にとっては“火に油”?
菅野氏は現在、弁護士として活動しており、立憲民主党とは距離を置いています。しかし、過去に同党に所属していた経歴から、今回の発言は立憲民主党のイメージダウンに繋がる可能性も否定できません。
今回の騒動は、政治家にとって過去の不祥事がその後も影を落とす可能性を示唆する事例と言えるでしょう。