【愛子さま 初の地方公務】ファッションに込められた「思慮深さ」を専門家が解説!

愛子さまが、10月に初めて単独で佐賀県を訪問されました。国民スポーツ大会(国スポ)の観戦や、伝統工芸体験など、2日間の日程を精力的にこなされましたが、注目を集めたのは、そのファッションにも込められた「思慮深さ」でした。

愛子さまのファッションに専門家が注目!

長年パリコレを取材してきたファッション評論家の石原裕子さんは、今回の愛子さまの装いは、初めての単独地方公務という場に配慮し、動きやすさなどを考慮した、考え抜かれたものだったと分析しています。

履き慣れたパンプスで安定感を重視

石原さんがまず注目したのは、初日に愛子さまが着用されていたパンプスです。柔らかい革で足の指の形がわかるほど馴染んでおり、多少の傷も見受けられることから、履き慣れたものであることが伺えます。ヒールも4~5センチの高さで太めと安定感を重視したデザインです。

初めての訪問地では、どれくらい歩くことになるか、どんな場所を歩くことになるか、事前にすべてを把握するのは難しいものです。愛子さまは慣れない土地での移動を考慮し、新品ではなく履き慣れた靴を選ばれたのではないでしょうか。

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スカート丈と仕立てにも上品さが光る

愛子さまは普段から長めのスカートを着用されていますが、今回の訪問でも、ピンク、ネイビーのスーツ共に、ふくらはぎにかかるミモレ丈のスカートを選ばれました。

仕立ても、複数枚の布を縫い合わせた6枚から8枚はぎで、裾はほんの少しフレアに広がる立体的な作りになっており、動きやすさという点でも配慮が感じられます。

20代前半の女性であれば、もう少し短い丈のスカートを好む方も多いかもしれませんが、愛子さまが選ばれた丈と仕立ては、車の乗り降りや椅子に座る際にも膝が隠れて上品な印象を与えます。

愛子さまのファッションから見えるものとは?

今回の愛子さまのファッションからは、初めての単独地方公務という場への配慮、そして訪問先への敬意がうかがえます。

石原さんは、「愛子さまは、ご自身の立場と訪問目的を深く理解し、TPOに合わせた装いを楽しまれている」と評価しています。

愛子さまのファッションは、私たちに、服装を通して相手に敬意を払うこと、そして場にふさわしい装いを選ぶことの大切さを教えてくれているのかもしれません。