選挙集会で思わぬハプニング!
2024年アメリカ大統領選挙に向けた共和党候補ドナルド・トランプ氏の選挙集会で、参加者2名が体調不良となるハプニングが発生しました。10月15日、ペンシルベニア州オークスで開催された「タウンホールミーティング」形式の集会で、トランプ氏は参加者からの質問に答えていました。
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当初は、経済対策などに関する白熱した質疑応答が繰り広げられていました。しかし、1人目の参加者が体調を崩し、医療支援が必要な事態に。トランプ氏は迅速に医療スタッフを呼び、冷静な対応を見せました。
集会がまさかの音楽フェスに?
その後、集会は再開されましたが、再び別の参加者が体調不良を訴える事態に。トランプ氏は「落ち着いてください」と医療スタッフに声をかけ、参加者を気遣う様子も見られました。
2人の参加者の救助を待つ間、トランプ氏は「音楽を聴きましょう」と提案。オペラ歌手ルチアーノ・パヴァロッティの名曲『アヴェ・マリア』をリクエストし、会場に音楽が流れ始めました。
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さらにトランプ氏は「質問はもういいでしょう、音楽を楽しみましょう。音楽フェスにしましょう!」と宣言。その後、約45分間にわたり、ステージ上で10曲が演奏されました。会場は熱狂の渦に包まれ、トランプ氏自身もリズムに乗って踊ったり、ステージ上の関係者と握手を交わしたりする姿が見られました。
批判の声も…
この出来事を受け、民主党候補カマラ・ハリス氏は自身のSNSで、集会の様子を切り取った動画と共に「トランプ氏が無事であることを祈ります」と皮肉交じりのコメントを投稿。選挙集会が音楽イベントと化したことに対し、批判の声も上がっています。
一方、トランプ氏は自身のSNSで「参加者の2名が興奮と熱気で倒れたときには、質疑応答はすでに終わりに近づいていた。待っている間に音楽をかけ、そのまま流し続けたんだ。予定外のことだったが素晴らしい夜だった」とコメントしています。
この一件は、アメリカ大統領選挙の行方にどのような影響を与えるのでしょうか?今後の展開に注目が集まります。