「喫茶店で突然泣き始めて…」 名古屋主婦殺害、夫が明かす容疑者の“異様すぎる執着” 「再会で情動が一気に噴き出した可能性が」 精神科医が指摘


「逆恨みされるとしたら、彼女しかいないと……」

【写真を見る】高校時代の安福容疑者 似顔絵と比較するとよく似ている

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 憔悴した面持ちながら、張りのある声でこう話すのは高羽悟さん(69)である。

 妻・奈美子さん(32=当時=)が、愛知県名古屋市西区の自宅アパートの一室で殺害されたのは1999年11月。26年の時を経て、愛知県警は先月31日、奈美子さん殺害容疑で名古屋市に住む安福久美子を逮捕した。

急転直下の逮捕劇

「玄関を中心に大量の血痕が残されていたことから、奈美子さんはドアを開けてすぐに襲われたとみられています。安福は“犯行の際に手にケガを負った”とも供述しており、実際、アパートから北東方向へ約500メートルにわたって血痕が点々と残されていました。発生からほどなくして、現場周辺で腕を隠すように走り去る中年女性の目撃情報が寄せられ、“年齢40〜50代の女”“血液型はB型”などといった犯人像も報じられました」(全国紙社会部デスク)

 逮捕は間近とみられたが、捜査線上に安福の存在が浮上することはなかった。

 転機となったのは事件から25年の節目を迎えた昨年、新たな捜査方針が打ち出されたことだった。

「学生時代の部活動のOB会名簿などを基に、悟さんの交友関係を一人ずつ捜査員がつぶしていったのです。その中に安福も含まれていて、今回の急転直下の逮捕劇へつながりました。高校の同級生だったこともさることながら、何より驚いたのは、犯人がこの間、変わらず名古屋市内に住み続けていたことです」(地元紙記者)



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