「小さな高級車」の系譜:懐かしの名車から最新レクサスLBXまで

近年、コンパクトながら高級感あふれる「小さな高級車」が注目を集めています。今回は、そんな「小さな高級車」の歴史を振り返りつつ、最新モデルのレクサスLBXの魅力に迫ります。

ミニから始まる「小さな高級車」の歴史

「小さな高級車」の先駆けとして挙げられるのは、1962年に登場したBMCのADO16です。ロールスロイスのユーザーのためのセカンドカーとして開発され、コンパクトながら高級感あふれる佇まいで人気を博しました。

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フランス車では、ルノー5(サンク)をベースにした「バカラ」が有名です。ラグジュアリークリスタルブランド「バカラ」の名を冠したこの車は、上質な本革シートなど、細部にまでこだわった高級感が魅力でした。

日本車メーカーの挑戦

日本車メーカーも「小さな高級車」市場に参戦してきました。トヨタは2001年に「ブレビス」を発売。セルシオ譲りの高級感を備え、静粛性も抜群でしたが、価格設定の高さなどが災いし、短命に終わりました。

マツダは2004年に「ベリーサ」を発売。「和製バンプラ」を目指し、本革シートなどを標準装備するなど意欲的なモデルでしたが、エクステリアデザインの高級感に欠ける点が惜しまれました。

レクサスLBX:新時代の「小さな高級車」

そして2023年、レクサスから満を持して「LBX」が登場。ヤリスクロスをベースとしながら、レクサスならではの高級感と走行性能を兼ね備えた、まさに新時代の「小さな高級車」と呼ぶにふさわしい車に仕上がっています。

LBXの魅力は、そのエクステリアデザインだけにとどまりません。HVシステムの専用化、ボディ剛性の強化、静粛性の向上など、細部にまでこだわり抜かれた設計が、他のコンパクトカーとは一線を画す走りを実現しています。

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レクサスLBXは、まさに「小さな高級車」の進化形と言えるでしょう。コンパクトカーでありながら、高級車に引けを取らない快適性と走行性能を追求したLBXは、きっとあなたのカーライフを豊かにしてくれるはずです。