【衝撃告白】Beastie Boysと共演、M.C. BOOを襲った突然の舌がん宣告…「生存率は?」医師の返答は?

1980~90年代、ヒップホップ黄金期を牽引した伝説的グループ、Beastie Boys。彼らと共演し、全米デビューを果たした日本人アーティスト、M.C. BOOをご存知だろうか。日本ヒップホップ界の黎明期を支えた彼が、2019年、突如「舌がんステージ4」の宣告を受けた。医師に生存率を尋ねると、「それはネットで検索してください」と突き放される始末…。順風満帆に見えた人生が一転、壮絶な闘病生活が始まった。今回は、M.C. BOOの輝かしい軌跡と、運命を大きく変えたがん宣告の瞬間までを振り返る。

学生時代からラップに熱中!Beastie Boysとの出会いが運命を変える

M.C. BOOは、学生時代からラップパフォーマンスに熱中していた。そんな彼の運命を変えたのが、Beastie Boysの日本ツアーへの参加だ。彼らとの共演をきっかけに、ラップユニット「脱線3」としてレコードデビュー。吉本興業初の音楽部門アーティストとして活躍し、日本のヒップホップシーンを牽引する存在となった。

音楽だけじゃない!多彩な才能で活躍の場を広げる

2000年代に入ると、M.C. BOOは活動の幅を広げていく。スニーカーブランドやアパレルブランドのプロモーション、イベントプロデュースなど、クリエイティブディレクターとしても才能を発揮。独自の審美眼と幅広い人脈を武器に、ジャンルを超越した活躍を見せていく。

M.C. BOOさんがプロデュースを手掛けたスニーカーM.C. BOOさんがプロデュースを手掛けたスニーカー

順風満帆に見えた矢先… 舌がんステージ4の宣告

クリエイティブな仕事で成功を収め、順風満帆な人生を送っていたM.C. BOO。しかし、2019年、彼の運命は暗転する。 突然の舌がん、しかもステージ4という宣告を受けたのだ。医師に生存率を尋ねても、「それはネットで検索してください」と冷たくあしらわれたという。

この宣告は、M.C. BOOにとって、まさに青天の霹靂だったに違いない。しかし、彼は絶望の淵に沈むことなく、壮絶な闘病生活に立ち向かっていく。

次回は、M.C. BOOがどのようにしてがんと闘い、乗り越えようとしたのか、その壮絶な闘病生活と、彼がその経験を通して得たものについて迫っていく。