イスラエル軍がヒズボラ拠点を爆撃 資金管理団体への攻撃前に住民に避難を呼びかけ


米ニュースサイト、アクシオスによると、この団体はレバノン政府の管轄外にあり、イランから年数億ドルを受け取るなどヒズボラの財政上、重要な位置を占めていた。

また、アクシオスはイスラエル首相府が先週、ヒズボラとの停戦条件を米ホワイトハウスに伝えていたと報じた。レバノン南部でのヒズボラの再武装と軍事インフラの再建を阻むためにイスラエル軍が活動できることや、レバノン領空でイスラエル空軍が自由に活動できることを求めた。

米当局者は、こうした条件をレバノンや国際社会が受け入れるとは思えないと述べたという。21日にはバイデン米政権のホックスティーン特使がレバノンを訪問、停戦について同国高官らと協議した。一方、オースティン米国防長官はイスラエルに搬送した米軍の迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」は事実上、配備済みとの認識を示した。

イスラエル軍はヒズボラが20日、ロケット弾約200発を撃ち込んだが負傷者はいないと発表した。イスラエル軍はパレスチナ自治区ガザへの攻撃も継続している。



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