藤原ヒロシ氏。音楽、ファッション、デザイン…多岐に渡る活躍で、ストリートカルチャー界に君臨するカリスマ的存在。その影響力は絶大で、数々のブランドとのコラボレーションは常に話題を呼び、多くのファンを魅了し続けています。しかし、その活動領域の広さから、「一体何をしている人なのか分からない」という声も。今回は、jp24h.comが、謎多き藤原ヒロシ氏に迫ります。
多彩な才能が生み出す唯一無二の世界観
「何者か分からないと言われることが、ブランディングとして成功だった」と語る藤原氏。港区の高級ホテルで行われたインタビューでは、穏やかな口調で自身の活動について語ってくれました。
1980年代、DJとして音楽シーンに登場し、ヒップホップユニット「TINY PANX」を結成。日本のヒップホップ黎明期を牽引しました。90年代には「裏原ブーム」の中心人物として活躍。そして現在も「ストリートの帝王」「ストリートファッションのゴッドファーザー」と称され、シーンをリードし続けています。
藤原ヒロシ氏インタビュー
コラボレーションの魔術師
自身が主宰するデザイン集団「fragment design」では、ルイ・ヴィトン、ブルガリ、モンクレールといった高級ブランドとのコラボレーションを次々と実現。NIKEとのコラボスニーカーも、発売されるたびに激しい争奪戦が繰り広げられます。
2023年初頭には、カシオ計算機とのコラボレーションで電子キーボード「Casiotone CT-S1×FRAGMENT」を発表。黒を基調としたシックなデザインに、スピーカーネットの千鳥格子がアクセント。藤原氏自身も「形が決まっているものにアクセントを加えることで、違うものに見せるという試みは成功だった」と語っています。
Casiotone CT-S1×FRAGMENT
「キーボードを弾くのが好き」と語る藤原氏。楽器のある生活の豊かさを提案し、「カシオの楽器は身近に置ける」と笑顔を見せました。音楽への造詣の深さが、今回のコラボレーションにも活かされていると言えるでしょう。
常識を覆すイノベーター
藤原氏の活動は、既存の枠にとらわれません。音楽、ファッション、デザイン…様々な分野を横断し、独自のスタイルを確立。常に新しいものを生み出し続けるその姿勢は、多くのクリエイターに影響を与えています。
例えば、有名料理研究家のA氏（仮名）は、「藤原氏の活動は、単なるコラボレーションを超越している。異質なものを融合させ、新たな価値を生み出すその手法は、料理の世界にも通じるものがある」と高く評価しています。
藤原ヒロシ氏。その活動の根底にあるのは、常に進化し続ける探究心と、常識を覆すイノベーションへの飽くなき情熱。ストリートカルチャーの帝王は、これからも私たちを驚かせ続けるでしょう。
