ラスクルーセス、ニューメキシコ州、10月22日 (AP) ― 全米各地のエアショーで数百回もの曲技飛行を航空ファンに披露してきたベテランパイロットが、米南西部ニューメキシコ州で開かれた航空ショーで墜落、死亡した。
同州ラスクルーセスの国際飛行場で開催された航空宇宙エキスポで、2人乗りのエクストラEA-300に搭乗したチャールズ・トーマス”チャック”・コールマン氏が10月20日午後2時、死亡した。
当局によると、コールマン氏は曲技飛行中に、搭乗機が空港の西約8キロの地点に墜落した。 墜落後、航空ショーは中止された。
コールマン氏はカリフォルニアを拠点とし、1万時間以上の飛行時間を持つエンジニア、曲技飛行パイロット、テストパイロットだった。
同氏はまた、2022年の映画『トップガン』で俳優たちの曲技飛行の教官を務め、『マーベリック』では、俳優が米海軍のF-18ホーネットで飛行できるよう、100回以上のフライトをこなした。
ニューメキシコ州警察、連邦航空局、国家運輸安全委員会がこの事故の原因を調査している。
(日本語翻訳・編集 アフロ)