2024年9月13日にマイナーチェンジを受けたホンダ シビック。発売からわずか1ヶ月後の10月20日時点で、早くも累計受注台数が3000台を突破したというニュースが飛び込んできました! なんと、これは月間販売計画の500台の6倍という驚異的な数字です。
一体なぜ、ここまで新型シビックは支持されているのでしょうか? その人気の秘密を探ってみましょう。
好調の立役者は、スポーティな走りを追求した新グレード「RS」!
今回のマイナーチェンジの目玉として、1.5L VTECターボエンジンを搭載し、6速MTのみを組み合わせた新グレード「RS」が追加されました。
なんと、受注全体の約7割、約2000台がこのRSグレードだというから驚きです。 新型シビックの販売を牽引しているのは、まさにこのRSグレードと言えるでしょう。
シビックRSの魅力を徹底解剖!
では、シビックRSは、一体どんな魅力を持った車なのでしょうか? その人気の秘密を紐解いていきましょう。
タイプR譲りのスポーティな走り!
シビックといえば、走りの良さで定評のあるタイプRが頭に浮かびますよね。
RSは、タイプRと同じく1.5L VTECターボエンジンを搭載。最高出力182ps、最大トルク24.5kgmを発揮し、キビキビとした走りが楽しめます。
トランスミッションは6速MTのみの設定で、スポーティな走りを存分に味わえる仕様となっています。
シビックRSのエンジンルーム
走りの質感を高める専用装備の数々
RSには、走りの性能を高める専用装備が多数採用されています。
例えば、軽量フライホイールの採用により、エンジンのレスポンスが向上。よりダイレクトな加速感を実現しています。
また、専用チューニングのサスペンションや、大径ブレーキローターの採用など、足回りにも手が加えられており、高い運動性能を実現しています。
走行モードの追加で、より幅広い走りを楽しめる!
従来のMTモデルでは「ECON」と「NORMAL」の2つの走行モードのみでしたが、RSには「SPORT」と「Individual」の2つのモードが追加されました。
「Individual」モードでは、エンジンやステアリングの特性、メーター表示などを自分の好みに合わせて設定することが可能です。
若者よ、再びMT車へ!
今回のシビックRSの売れ行きを見て、自動車業界に明るい兆しが見えたと感じたのは私だけではないでしょう。
近年、AT車やCVT車の普及が進み、MT車の販売台数は減少傾向にありました。
しかし、シビックRSの販売台数のうち約7割を占めるRSグレードの購入者層は、なんと20代が中心とのこと!
若者の間で、再びMT車への関心が高まっているのかもしれません。
シビックRSは、ホンダのスポーツDNAを継承する1台
シビックRSは、スポーティな走りを楽しむことができる、まさにホンダのスポーツDNAを継承する1台と言えるでしょう。
今後、新型シビック、そしてシビックRSが、日本の自動車市場にどんな影響を与えるのか、注目していきたいですね。