10月21日、今秋からレギュラー番組となった、中居正広、東野幸治、ヒロミの3人がMCを務めるバラエティ番組『THE MC3』(TBS系)の初回が放送された。
「5月に特番として放送された同番組は、わずか1年で終了した『ジョンソン』の後釜としてレギュラー放送に昇格しました。番組ではMCを務める3人の紹介とともに、街頭の人々に彼らの認知度を調査するVTRが流れました。
結果、40歳以上では認知度100%だったのですが、10代~20代なかばのいわゆる“Z世代”は、ヒロミさんを『ヒロシ』、中居さんのフルネームを『中居ショウ』、東野さんを『東出さん』といった珍回答を連発しました。彼らのうち3人のフルネームを言えたのはわずかで、中居さんたちも驚いた様子を見せていました」(芸能記者)
世代間ギャップが視聴者に受けると制作陣は考えたのだろう。しかし、これを観た視聴者からは、
《Z世代ってお前らマジか…中居正広と東野幸治とヒロミがわからないってギャグで言ってんの? つまらんぞソレ… いや~…マジに理解出来ないわ》
《中居くん、東野さんのフルネームを言えない人そんなにおるん?笑 「テレビ見てたら絶対分かるやろ」って思ったけど、そもそもテレビ見てないなら、難しいか》
《街のインタビューの声も失礼すぎるし。もうこの番組観ない》
《中居正広、東野幸治、ヒロミ この3人のフルネーム知らない人がいるとはね》
と、冷めた声が多く聞かれる事態となった。前出の芸能記者が続ける。
「TBSは今秋から『LTV4-59』という新指標を導入し、これまでメインターゲットを4歳~49歳としていたところ、59歳まで引き上げました。この『THE MC3』でも、MC3人は全員が50代で、新指標に合致しています。世代間の認識の差を面白がってもらおうとしたのでしょうが、その目論見は外れたようです」
視聴者から微妙な声が上がっている『THE MC3』の初回放送を、局員はどう見たのか。
「新鮮味がなく、おもしろ味が感じられなかった。制作能力の劣化が目に見えて、同じ局員として寂しいですよ。『ジョンソン』の二の舞にならないといいのですが……」
そこは、大物3人の手腕に期待するしかない。