旧ソ連構成国のジョージアで26日、議会選(定数150)の投票が行われた。欧州連合(EU)加盟を掲げつつ、ロシア寄りの姿勢を強める与党「ジョージアの夢」が開票率99%で54%を得票し、勝利する見通しとなった。一方、野党は選挙で不正があったと主張している。
【写真】与党「ジョージアの夢」の選挙広告は、バスにも数多く掲示されていた=2024年10月26日、トビリシ、中川仁樹撮影
中央選挙管理委員会によると開票率99%時点で、ジョージアの夢が54%となり、対ロシア強硬派の野党「変革のための連合」(11%)や「統一国民運動」の陣営(10%)を引き離している。
朝日新聞社