街中で見かける原付二種バイク。フロントフェンダーの白い「帯マーク」やリヤフェンダーの「三角マーク」、気になりますよね?「ちょっとダサいから剥がしたい…」なんて思ったことはありませんか? 実はこれらのマーク、ただのデザインではありません!今回は、原付二種バイクの白いマークの秘密に迫ります。
原付一種と二種、見分けられますか?
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原付二種のリアフェンダーなどにある三角マーク](https://news.yahoo.co.jp/articles/7af1dfba6cd5cf4b1f660caded56bbeb70e622a1/images/001)
原付バイクには、50cc以下の「原付一種」と、50cc超~125cc以下の「原付二種」の2種類があります。 しかし、車体の大きさや見た目がそっくりなモデルも多いんです。
例えば、ホンダの「スーパーカブ」。原付一種の「スーパーカブ50」と原付二種の「スーパーカブ110」は、ぱっと見では違いが分かりにくいですよね。
なぜマークが必要なの?
原付一種と二種では、走行ルールが異なります。
- 最高速度:原付一種は30km/h、原付二種は60km/h
- 二段階右折:原付一種は必要、原付二種は不要
- 二人乗り:原付一種は不可、原付二種は可能
もし、走行中の原付バイクがどちらの種類か分からなければ、警察官が交通違反を取り締まる際に困ってしまいます。そこで登場したのが、白い「帯マーク」と「三角マーク」なんです!
マークの意味は?
これらのマークは、原付二種バイクであることを一目で示すためのもの。 バイクメーカーが自主的に表示しています。
「なんだ、そういうことか!」と納得した人も多いのではないでしょうか? マークのおかげで、警察官はスムーズに業務を遂行できるわけですね。
マークを剥がすとどうなる?
結論から言うと、白いマークを剥がしても、道路交通法違反にはなりません。 ただし、マークがないことで、警察官から声をかけられる機会が増える可能性はあります。
「違反じゃないなら剥がしちゃおうかな…」と思った人もいるかもしれません。 しかしちょっと待ってください! マークは、安全な交通社会を実現するために、バイクメーカーが独自に設けたルール。 ドライバー自身の認識違いを防ぐためにも、白いマークは残しておくことをおすすめします。
まとめ
今回は、原付二種バイクの白いマークについて解説しました。
「ダサい…」と感じる人もいるかもしれませんが、交通ルールを守る上でも、安全運転を心がける上でも、大切な役割を担っているんですね!