ドナルド・トランプ氏、金正恩委員長に「ビーチで休暇を」と助言していた?!

トランプ前大統領、人気ポッドキャストで持論を展開

アメリカ共和党の大統領候補、ドナルド・トランプ前大統領が、北朝鮮の金正恩委員長とロシアのプーチン大統領に対する自身の見解を明らかにしました。2024年10月27日、人気ポッドキャスター、ジョー・ローガン氏のインタビューに応じた際の発言です。

大統領時代の「最大の間違い」とは?

トランプ氏は2017年から2021年までの大統領在任中、最大の失敗は「人事」だったと振り返り、ジョン・ボルトン元国家安全保障担当補佐官を名指しで「バカ」と酷評しました。一方で「ある面では立派だが、狂った人物」とも語り、複雑な感情を覗かせました。

金正恩委員長との関係は?

北朝鮮の金正恩委員長に対しては、当初は激しい言葉の応酬があったものの、次第に互いを理解するようになったと語りました。そして、自身の任期中は北朝鮮との大きな問題はなかったと強調しました。

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意外な助言の内容とは?

さらに、武器開発を進める金正恩委員長に対し「なぜ休まないのか。ビーチに行って休養するのがいい」と、意外な提案をしていたことを明かしました。トランプ氏曰く「いつも核兵器を作っているが、そんな必要はない。休暇を取ればいいんだ。『あなたの国の海岸にコンドミニアムを建てよう』と提案した」とのことです。

プーチン大統領のウクライナ侵攻は「バイデン氏をリスペクトしていないから」

ロシアのプーチン大統領については「ウラジミール、戦争はするなよ?」と語りかけたと明かし、自身が大統領であればロシアはウクライナに侵攻しなかったと主張しました。そして、プーチン大統領が戦争を起こした理由を「バイデン大統領を全くリスペクトしていないため」と分析しました。

ハリス副大統領への痛烈な評価

さらに、カマラ・ハリス副大統領に対しても「非常に低い知能を持つ人」と痛烈に批判しました。

トランプ氏、金委員長とプーチン大統領を「賢い」と評価

しかし、同日テキサス州で行った演説では、プーチン大統領と金正恩委員長の両名を「賢くて世の中の事情に明るい人物」と称賛し、「各自の分野で最高」と評価しました。

今回のインタビューでは、トランプ氏の外交手腕や人物評価、そして大統領選への意欲が垣間見えました。今後の動向に注目が集まります。