前明石市長で弁護士の泉房穂さんが29日、X(旧ツイッター)を更新。 25歳の全国最年少候補として衆院選東京15区に出馬し、比例東京ブロックで復活当選した自民党新人の大空幸星氏に対しての私見をつづった。
大空氏は孤独や孤立に悩む人らの相談を受けるNPO法人「あなたのいばしょ」の元理事長。ニュースや情報番組にも多数出演し、若者の視点からの舌鋒鋭い”論客”として知られてきた。
大空氏を巡っては、小選挙区での公開討論会で「選択的夫婦別姓に賛成か、反対か」「同性での結婚を認めるか」の問いに対し、「イシュー(問題)化することによって進められない問題もある」と正面から答えなかったことが、ネット上でも話題になっている。
大空氏との共演経験もある泉さん。投稿では、夫婦別姓や同性婚への賛否を示さなかったことに、大空氏の友人が「残念」と苦言を呈したというネット記事を引用。「いきなり自民党から出馬したことにも驚いたが、夫婦別姓や同性婚の問題に誠実に回答せず、平然と開き直るところにさらに驚いた」との感想に続き、「変わってしまったのか、そもそもがそういう人だったのか…」とつぶやいた。
フォロワーからは「そもそもに1票!」「変わったんでしょうね。朝生での政治への静かな怒り、心に響きましたが、その時の彼はもういないんでしょう」「大きな傘の下に入ると、今まで言えたことも言えなくなるんでしょうね」「初めて知ったときから応援しながら朝生や堀潤さんの番組を見ていましたが、今回のことでSNSは全てフォローを外しました 期待外れで、残念で仕方ありません」などの書き込みが上がった。
泉さんは16日にも、大空さんが自民から出馬したことを伝えるネット記事を引用し、「『自民党じゃないとできないと思いました』とのコメントが、ホントに残念だ。『自民党じゃできないと思いました』の間違いじゃないかと、文面を何度も見返したぐらいだ…」と投稿している。
中日スポーツ