27日に行われた衆議院総選挙で、東京7区から出馬した自民党の丸川珠代氏(53)は、惜しくも落選という結果に終わりました。今回の選挙では、裏金問題の影響で比例代表での重複立候補ができなかったため、落選が確定した形です。
夫である大塚拓氏(51)も埼玉9区から立候補しましたが、こちらも議席獲得には至らず、「夫婦そろって無職」という状況に注目が集まっています。
元財務官僚で経済学者の高橋洋一氏は、自身のYouTubeチャンネルで選挙開票速報の生配信を行い、東野幸治氏をゲストに迎え、選挙結果について分析しました。
番組内で、丸川氏と大塚氏の落選が確実視されると、高橋氏は「夫婦で落っこちると言われるね。キツいね」と、二人に同情の言葉を述べました。
一方、東野氏は「申し訳ないけど、見てる立場からはドキドキします。ワクワクしますよねよ」と、歯に衣着せぬコメント。
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さらに東野氏は、「こういうときって、就職というか、うち来て下さいよって、助け舟を出すところがあるんですか?」と、今後の進路について質問を投げかけました。
これに対し、高橋氏は「一番、無難なのは大学のポストだな。どっかの顧問と大学だな」と、大学関係者や企業顧問への就任を予想しました。
大学や企業顧問の可能性は?
高橋氏によると、大学は報酬が低い代わりに、対外的に公表する必要がないため、収入源を隠したい場合に最適な選択肢とのこと。
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企業顧問については、「会社でも取締役とかだと、ちゃんと書かなきゃいけない。でも顧問は(書かなくていいから)」と、そのメリットを解説しました。
顧問報酬は、「月に100万円か200万円」と高額になる場合もあり、複数の企業と契約すれば「十分食えるよ」と、高橋氏は持論を展開。
さらに、次の選挙で当選した場合、企業側からの要望を通す「支援団体」として活動することも可能だと語り、政治と経済の密接な関係を指摘しました。
今回の落選を機に、丸川氏が政界を引退するのか、それとも別の舞台で活躍の場を広げるのか、今後の動向に注目が集まります。