ティム・バートン監督といえば、独特のダークファンタジー世界で世界中を魅了する映画監督。そんな彼が、10月23日、ロンドンのデザイン・ミュージアムで開催された自身の大規模展覧会「ティム・バートンの世界」のオープニングに、なんと息子ビリー・レイモンドさんと娘ネルさんと共に登場!滅多に見られない貴重な親子ショットに、会場は一気に華やぎました。今回は、この注目のイベントの様子を詳しくお届けします。
親子3人のゴシックファッションに注目!
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レッドカーペットに登場したバートン監督は、黒のスーツに白の水玉模様のシャツという、彼らしいダークな装い。21歳のビリーさんは、赤いシャツに黒のパンツというシックなスタイルで、すでにカメラ慣れしている様子。それもそのはず、彼は幼い頃、父の代表作『チャーリーとチョコレート工場』にカメオ出演していた経験もあるのです。そして16歳のネルさんは、黒のレザージャケットにミニスカート、ドクロのリングという、まさにゴシックスタイルの象徴のようなコーディネート。母親であるヘレナ・ボナム=カーターのファッションセンスを受け継いでいるかのようです。親子3人のそれぞれの個性が光る、華やかなレッドカーペットとなりました。
バートン監督とヘレナ・ボナム=カーター、映画界きっての個性派カップル
バートン監督とヘレナ・ボナム=カーターは、2001年の映画『PLANET OF THE APES/猿の惑星』の撮影現場で出会い、恋に落ちました。ヘレナは、バートン監督のミューズとして、その後も多くの作品に出演。2003年にビリーさん、2007年にネルさんが誕生し、映画界きっての個性派カップルとして注目を集めました。結婚はしませんでしたが、ロンドンで隣り合った家に住むという独特なスタイルで、10年以上連れ添いました。
それぞれの新たな道
2014年に円満に別れた二人は、現在も良好な関係を保っているとのこと。ヘレナは2018年から21歳年下のライ・ダグ・ホルムボー氏と交際、バートン監督は2022年から女優のモニカ・ベルッチと交際をスタート。10月12日には、リヨンの「光の祭典」に二人で出席するなど、順調な交際ぶりを見せています。ちなみに、映画評論家の山田一郎氏(仮名)は、「バートン監督の作品には、常に独特の美意識とダークな世界観が表現されています。彼自身の恋愛遍歴も、その作品世界を反映しているかのようで興味深いですね」と語っています。
展覧会「ティム・バートンの世界」で、彼の創造性の源泉に触れる
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今回の展覧会「ティム・バートンの世界」では、彼の幼少期のスケッチから映画の小道具、未公開作品まで、500点以上の作品が展示されています。バートン監督の創造性の源泉に触れることができる貴重な機会となるでしょう。展覧会は10月25日からスタート。ロンドンに行く機会があれば、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
今回の親子共演は、バートン監督のファンにとって、そして映画ファンにとって、忘れられない出来事となるでしょう。今後の彼の活躍、そして子どもたちの成長にも、ますます目が離せません。