維新重鎮、馬場代表に辞任要求 「衆院選大惨敗の責任を」


 浅田氏は「大惨敗の責任を取って辞意を表すべきだ」と述べた。馬場氏は応じない考えを示した。

 維新は衆院選で38議席にとどまり、公示前勢力から五つ減らした。浅田氏は2021年の前回と比べて比例代表の得票数が約300万票減少したことに触れ、「危機的な事実を厳粛に受け止めて対応してほしい」と訴えた。浅田氏は地域政党「大阪維新の会」の設立メンバーで、党重鎮とされる。

 役員会には馬場、藤田両氏も出席した。猪瀬氏によると、馬場氏は近く特別国会が開かれることを理由に辞任を拒否した。藤田氏は役員会後の記者会見で、即座に辞任する考えはないとしつつ、選挙結果について「選対本部長として責任を追及されるぐらいの敗戦だ」と認めた。

 維新は31日に大阪市で常任役員会を開き、衆院選の総括と代表選実施の可否について協議する予定。 



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