立憲民主党兵庫県連と国民民主党兵庫県連は2日、それぞれ神戸市内で会見を開き、兵庫県知事選(17日投開票)について無所属で立候補を表明している元同県尼崎市長の稲村和美氏(52)を支援する意向を示した。両党の所属議員らは既に稲村氏の支援に動いているが、いずれも特定候補の支援や自主投票については機関決定しない方針だという。
立民県連代表の井坂信彦衆院議員は「事実上応援できるのは稲村和美さんしかいない」とした上で、「尼崎市長として、組織の長たるマネジメント能力、バランス感覚、実行力で結果を出している。見識、人物、実績で申し分ない」と説明した。
国民県連代表の向山好一衆院議員は告発文書問題について、「県政の状況は悲しくて仕方がない」と述べ、「県民目線で県政を推進していくにふさわしい方は稲村(和美)さんしかいない」と強調した。