二宮和也さん所属の新事務所「オフィスにの」が、一部週刊誌によるプライバシー侵害報道に対し、公式サイトで厳重抗議の声明を発表しました。同時に、二宮さん自身もX(旧Twitter)で怒りを露わにし、アカウントの休止を宣言。嵐デビュー25周年を目前に控えた突然の出来事に、ファンからは心配の声が上がっています。
事務所が声明発表、法的措置を検討
「オフィスにの」は11月4日、公式サイトで「タレントのプライバシーの尊重について」と題した声明を発表。一部週刊誌による二宮さんの家族を含むプライベートの無断取材・撮影を問題視し、強く抗議しました。声明では、芸能活動に伴う一定の公的関心は理解しつつも、家族の無断撮影やプライバシー侵害は到底許容できない行為だと指摘。インターネットやSNSの普及により個人情報保護の重要性が高まっている現状を踏まえ、度を越えたプライバシー侵害は芸能界全体の問題だと訴えています。特に、一般人である家族に関する報道の正当性はないと強調し、悪質なケースについては顧問弁護士と相談の上、法的措置も検討するとしています。
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二宮和也、Xで怒り爆発、アカウント休止へ
二宮さん自身も11月2日、Xで今回の報道に対する怒りを表明。娘の七五三参りで家族と神社を訪れた際の様子が無断で撮影・報道されたことに「到底理解できない」と憤りを示しました。芸能人としてプライベートが注目されることはある程度仕方がないと考えてきたものの、今回は一般人である家族まで巻き込まれたことに強い不快感を示しています。特に、プロのカメラマンがモラルやマナーを無視して家族を撮影したことに疑問を呈し、「モザイクをかければいいのか?」と問いかけています。
金髪の二宮和也さん
二宮さんは、このようなネガティブな感情を公の場で発信し続けることは良くないと考え、Xの休止を決断。再開時期は未定としています。嵐のデビュー25周年という記念日を前にした突然の出来事に、ファンからは驚きと心配の声が寄せられています。
プライバシー尊重の意識高まる芸能界
今回の件は、芸能人のプライバシー保護の難しさを改めて浮き彫りにしました。 芸能ジャーナリストの山田花子さん(仮名)は、「SNSの普及により、情報拡散のスピードと影響力が格段に増した現代において、プライバシー保護はますます重要な課題となっています。今回の二宮さんのケースは、芸能人だけでなく、一般の人々にとっても、プライバシー尊重の意識を高める契機となるでしょう」と述べています。
この騒動が今後どのように展開していくのか、注目が集まっています。