モデルでタレントの西山茉希さんが、11月5日放送の『上田と女がDEEPに吠える夜』(日本テレビ系)に出演し、過去の壮絶なダイエット経験と過食嘔吐について赤裸々に語りました。彼女の告白は、多くの視聴者に衝撃を与え、摂食障害の深刻さを改めて認識させるものとなりました。
華やかなモデル業界の裏側で…過剰なダイエットの現実
西山さんは、人気モデルとして活躍していた当時、体重を60キロから43キロまで減量した経験を明かしました。その背景には、サンプルサイズの服が入らないとモデルを交代させられるという、厳しい業界の現実があったといいます。「カロリーを摂りすぎるもの」と考えていた西山さんは、カロリーメイト1箱を1日で分割して摂取したり、ガム1粒のカロリーさえも恐れていたと語り、当時の壮絶な状況を振り返りました。
西山茉希
体脂肪率5%、生理も止まる…健康への深刻な影響
過酷なダイエットは、西山さんの健康にも深刻な影響を及ぼしました。体脂肪率は5%まで低下し、生理も止まってしまったといいます。当時の西山さんは、「そんなの向き合ってたらやってられない」という心境だったと語り、健康よりも仕事を優先せざるを得なかった当時の苦悩を明かしました。
過食嘔吐の苦しみ…そして克服へ
さらに西山さんは、摂食障害のひとつである過食嘔吐を経験していたことも告白しました。周囲の影響で始めたという過食嘔吐は、「食べたい」という衝動を抑えきれず、電車で1駅ごとに降りては食べ物を買い、帰宅後に吐くという悪循環に陥っていたといいます。
管理栄養士の佐藤先生(仮名)は、「過食嘔吐は、精神的なストレスや自己肯定感の低さが原因となることが多いです。本人の努力だけでは克服が難しく、専門家のサポートが必要な場合もあります」と指摘しています。
過食嘔吐
経験を語る意味…摂食障害で苦しむ人々へのメッセージ
西山さんは、自らの経験を語ることで、摂食障害で苦しむ人々にメッセージを送りました。「過食嘔吐は、誰にも言えず、一人で抱え込んでしまうことが多い。だからこそ、正しい情報を知ってほしい」と訴え、早期の相談や治療の重要性を強調しました。
SNSでの反応…心配の声と応援の声
西山さんの告白は、多くの視聴者に衝撃を与え、SNS上でも大きな反響を呼びました。現在の西山さんの細すぎる体型を心配する声や、過去の壮絶な経験を乗り越えた彼女を応援する声が寄せられています。
西山さんの勇気ある告白は、摂食障害の理解を深める上で大きな一歩となるでしょう。彼女のように苦しんでいる人が、一人で抱え込まずに、周りの人に相談したり、専門家のサポートを受けられるような社会の実現が望まれます。
この記事を読んだあなたも、ぜひ周りの人にこの問題について話してみてください。そして、もしあなたが摂食障害で悩んでいるなら、一人で抱え込まずに、相談窓口に連絡してみましょう。様々な支援団体がありますので、安心して相談してみてください。jp24h.comでは、今後も様々な社会問題を取り上げていきます。ぜひ、他の記事もご覧ください。