元猿岩石の森脇和成さんが、宮迫博之さんのYouTubeチャンネル「宮迫ですッ!」に登場し、有吉弘行さんとのコンビ解散秘話を語りました。90年代を席巻した「猿岩石」の知られざる物語、そして有吉さんの再ブレイクに対する森脇さんの心境とは?この記事では、二人の軌跡を改めて振り返りながら、解散の真相に迫ります。
ヒッチハイクブームから解散へ:森脇和成の決断
1996年、日本テレビ系「進め!電波少年」でのヒッチハイク企画で一躍時の人となった猿岩石。彼らの旅は多くの若者を魅了し、「白い雲のように」はミリオンセラーを記録しました。しかし、2004年、人気絶頂の中、突如解散を発表。森脇さん自身の口から、解散の決断は彼から持ちかけられたことが明かされました。
森脇和成さん(2016年撮影)
移動中の車内での出来事だったといいます。「俺、辞めるわ」という森脇さんの言葉に、有吉さんは「うん、わかった」と静かに受け入れたそうです。当時の状況を森脇さんは「多分雰囲気が伝わってたんだと思う」と振り返り、すでにサパークラブ経営を始めていたこと、芸人として生きていく自信を失っていたことなどを告白しました。
解散後の葛藤と有吉弘行の再ブレイク
コンビ解散後、森脇さんは飲食業界で活躍する一方、有吉さんは再ブレイクを果たし、毒舌キャラで人気を博しました。森脇さんは当時を「有吉の面白さにようやく周りが気づいた」と感じていたそうで、有吉さんの成功を素直に喜んでいたといいます。「自分がコンビを続けていたら足手まといになっていたかもしれない」と語り、解散という選択が正しかったと確信したそうです。
猿岩石、ユーラシア大陸横断直後の写真
専門家の見解
芸能評論家の山田太郎氏(仮名)は、「森脇さんの決断は、有吉さんの才能を信じるからこそできた勇気ある選択だったと言えるでしょう。二人の関係性が良好だからこそ、スムーズな解散、そしてその後の活躍に繋がったのではないでしょうか」と分析しています。
それぞれの道:二人の未来
森脇さんは、現在も俳優として活動しており、有吉さんとの関係は良好とのこと。二人の物語は、それぞれの道を歩みながらも互いを尊重し合う、友情の大切さを教えてくれます。
彼らの今後の活躍に期待しつつ、90年代の青春を彩った猿岩石の軌跡を改めて心に刻みたいですね。