イーロン・マスク氏。電気自動車メーカー「テスラ」や宇宙開発企業「スペースX」のCEOとして世界に名を馳せる実業家。そして、言論の自由を掲げ、SNS「X(旧Twitter)」を運営する経営者。今回は、そんな彼がトランプ次期大統領と築き上げた親密な関係と、彼の型破りな経歴に迫ります。
トランプ氏との蜜月関係:巨額献金と政府要職への起用
トランプ次期大統領の選挙戦を巨額献金で支援したマスク氏。米メディアによると、その額はなんと1億1800万ドル(約183億円)以上!バイデン政権の過剰支出によるインフレを批判するなど、トランプ氏の政策理念に共鳴するマスク氏。その献身的な姿勢が、トランプ氏による政府要職への起用構想につながったとされています。
イーロン・マスク氏(ゲッティ=共同)
異色の経歴:南アフリカから億万長者へ
南アフリカで生まれ、北米に移住後、驚異的な成功を収めたマスク氏。テスラでは革新的な電気自動車を開発し、スペースXでは宇宙開発の常識を覆す挑戦を続けています。彼の手腕は、これらの企業を世界的な大企業へと成長させました。
言論の自由の旗手:X(旧Twitter)買収とトランプ氏アカウント復活劇
「言論の自由の絶対主義者」を自称するマスク氏。2022年にはTwitter(現X)を買収し、大きな話題を呼びました。サイトの投票機能を活用し、利用者の意見を直接的に反映させるなど、独自の経営スタイルを展開。さらに、米議会襲撃事件を機に凍結されていたトランプ氏のアカウントを復活させるなど、大胆な決断で世界を驚かせました。
世界一の富豪:フォーブス誌ランキング1位
2022年版のフォーブス誌世界長者番付では、なんと2190億ドル(約34兆円)の資産を保有し、世界一の富豪に輝きました。南アフリカ出身の移民が、世界経済の頂点に立つという、まさにアメリカンドリームを体現した人物と言えるでしょう。
まとめ:マスク氏の今後の動向に注目
トランプ次期大統領との蜜月関係、そして型破りな経歴を持つイーロン・マスク氏。彼の今後の動向は、世界経済、そして世界の未来に大きな影響を与えることは間違いありません。今後の活躍から目が離せません。