北陸地方の皆様、これからの天気の変化にご注意ください!週末はまるで10月のような暖かさとなる一方、来週は急激な気温低下で山沿いを中心に雪の予報が出ています。jp24h.comがお届けする最新の天気情報と、初雪の傾向を詳しく解説します。
今週末は季節外れの暖かさ!10月並みの陽気に
明日14日(木)は高気圧に覆われ、北陸地方は概ね晴れの予報です。15日(金)は気圧の谷の影響で一時的に雨が降る可能性がありますが、その後は再び晴天が広がります。特に16日(土)と17日(日)は10月並みの暖かさとなり、季節外れの陽気を満喫できるでしょう。
北陸地方の天気図
しかし、17日(日)には前線が通過するため、北陸地方の広い範囲で雨が降り、雷を伴って雨脚が強まる恐れがあります。外出の際は最新の気象情報を確認し、雨具の準備をお忘れなく。
来週は一転、強い寒気が南下!山沿いで積雪の可能性も
17日(日)の前線通過後、18日(月)は冬型の気圧配置となり、上空に強い寒気が流れ込みます。この時期としては非常に強い寒気で、18日(月)夜から19日(火)朝にかけては、新潟県の妙高市や湯沢町、津川町、富山県の五箇山方面など、山沿いで今季初めての積雪となる可能性があります。
寒気の影響を示す天気図
新潟県と群馬県境の三国峠などではまとまった積雪となる可能性もあるため、山間部へのお出かけは冬用タイヤへの交換を済ませてからにしましょう。路面凍結によるスリップ事故などにもご注意ください。気象予報士の山田さん(仮名)は、「急激な気温変化で路面状況が変化しやすい時期です。山間部へお出かけの際は、最新の路面情報を確認し、安全運転を心がけてください」と注意を促しています。
2週間天気後半は再び気温上昇!周期的な天気変化に注意
強い寒気の南下は一時的なものとなる見込みです。21日(木)から26日(火)にかけては気温が再び平年並みか高めとなるでしょう。
2週間天気予報
23日(土)は前線の通過で雨が降る可能性がありますが、その後は再び晴天となる見込みです。天気は周期的に変化するため、最新の予報を確認するように心がけましょう。
北陸地方の初雪はいつ?最近の傾向と今年の予想
22日(金)は二十四節気の「小雪」。初雪を目にする頃です。北陸地方の初雪の平年日は、新潟市で11月23日、金沢市で11月24日、富山と福井では12月3日です。
北陸地方の初雪の平年日
近年は、2022年、2023年ともに北陸地方の主要都市で12月に入ってからの初雪となっており、平年より遅い傾向が続いています。 今年の11月の気温は平年より高い見込みですが、一時的な寒気の影響で急激な気温低下が起こる可能性もあります。初雪とともに初積雪となる可能性もあるため、冬用タイヤへの交換や暖房の準備などは早めに済ませておきましょう。また、急激な気温変化による体調管理にも十分ご注意ください。気象予報士の佐藤さん(仮名)は「暖冬傾向とはいえ、油断は禁物です。冬支度は早めに行い、急な寒波にも対応できるように準備しておきましょう。」とアドバイスしています。