市川実日子さんが、来年1月期の日曜ドラマ「ホットスポット」(日本テレビ系、日曜午後10時半)で民放連続ドラマ初主演を務めることが発表されました。脚本は、数々の話題作を生み出してきたバカリズムさん。今回は一体どんな世界を見せてくれるのでしょうか?
シングルマザーと宇宙人の奇妙な出会い。「ホットスポット」で巻き起こる日常とは?
「ホットスポット」は、市川さん演じるシングルマザーが、田舎町で宇宙人と出会い、日常の些細な問題を解決してもらうという、一風変わったコメディドラマです。「地元系エイリアン・ヒューマン・コメディー」と銘打たれた本作は、昨年大ヒットし、数々の賞を受賞した「ブラッシュアップライフ」のスタッフが再集結したオリジナル作品。タイムリープをテーマにした「ブラッシュアップライフ」とは一転、今回は平凡な日常にファンタジー要素を融合させたSFドラマとなっています。
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市川さんは脚本について、「時々声を出して笑ってしまうくらいおかしくて、人って何だかかわいらしい生き物だなと。」と語り、バカリズムさんの独特な世界観に魅了された様子。共演者との連携も良好で、すでに撮影前から練習を重ねているとのこと。主演抜擢への驚きとともに、制作チームの「きちんと食べて、きちんと休む」という、生活環境を整えた現場作りへの志にも感銘を受けたようです。宇宙人については、「実はもう地球で一緒に暮らしているかもしれない」と、ドラマの世界観に思いを馳せていました。
バカリズムワールド全開!「地味だけど面白い」SFコメディに期待
バカリズムさんは、「本当に地元にエイリアンが来る、人間のコメディーです。ぶっ飛んだ話というと、多分全然ぶっ飛んでねーじゃんってなると思うので。ものすごく地味なお話ですね」と、独特の表現で本作を説明。しかし、「面白いは面白いと思いますので、もう気楽に見ていただければ。宇宙人がめっちゃ出てきます。ついに宇宙人がテレビに映ります」と自信をのぞかせ、期待感を高めています。
バカリズム、脚本家としての軌跡
バカリズムさんは2011年頃からドラマ脚本に取り組み始め、2014年には多忙なスケジュールの中、フジテレビ系ドラマ「素敵な選TAXI」で連ドラ脚本に初挑戦。2020年には、原作・脚本・主演を務めた映画「架空OL日記」で向田邦子賞を受賞するなど、その才能は高く評価されています。「ブラッシュアップライフ」では、主演の安藤サクラさんが第26回日刊スポーツドラマグランプリ主演女優賞を受賞するなど、俳優陣の演技を引き出す手腕も注目されています。
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「ホットスポット」は、市川実日子さんとバカリズムさん、そして実力派スタッフの融合によって、どんな化学反応を起こすのでしょうか? 日常に潜む小さな奇跡、そして宇宙人との奇妙な交流を通して、私たちにどんなメッセージを届けてくれるのか、今から放送が待ち遠しいです。