千葉県野田市で住宅に侵入し、高級腕時計などを盗んだとして、17歳と18歳の少年2人が逮捕されました。指示役との通話記録や高額報酬の約束などから、闇バイトへの関与が疑われています。この記事では、事件の概要、逮捕の経緯、そして闇バイト問題の深刻さを解説します。
17歳と18歳、住宅侵入盗で逮捕
2024年11月13日午後、千葉県野田市で住宅侵入盗事件が発生しました。逮捕されたのは東京都江戸川区の高校2年生（17歳）と葛飾区の自称高校3年生（18歳）の少年2人。被害女性（49歳）が不在時に、1階の窓ガラスを割って侵入し、ショルダーバッグや腕時計など計12点（時価140万2500円相当）を盗んだ疑いが持たれています。
千葉県警本部
闇バイトとの関連性を捜査
2人は秘匿性の高い通信アプリ「シグナル」で指示役と連絡を取り合っていたと供述。指示役から「金目のものがある」「報酬は40万円」と持ちかけられたと説明しており、千葉県警は2人が闇バイトに応募したとみて捜査を進めています。近年、首都圏を中心に強盗事件が多発しており、今回の事件との関連性も注目されています。
逮捕の決め手は近隣住民の機転
犯行現場を目撃した近隣住民が、玄関から逃げようとする2人を発見し、取り押さえました。住民の迅速な通報が逮捕につながりました。
少年たちの供述に食い違いも
逮捕された少年のうち、17歳は「窓ガラスを割っただけで家に入っていない」と容疑の一部を否認。一方、18歳の少年は容疑を認めており、供述に食い違いが生じています。千葉県警は詳しい動機や事件の背景を調べています。
闇バイト問題の深刻化
今回の事件は、闇バイトの危険性を改めて浮き彫りにしました。高額報酬を謳い文句に、未成年者を含む若者を犯罪に巻き込む闇バイト。その手口は巧妙化しており、社会問題となっています。専門家（架空）である犯罪心理学者の山田一郎氏は、「安易な金儲けに手を出すと、取り返しのつかない consequences を招く。若者たちは誘惑に惑わされず、正しい判断力を持つことが重要だ」と警鐘を鳴らしています。
闇バイト応募者に…警察庁の「警告文」
まとめ：闇バイト撲滅への取り組み強化を
千葉県野田市で発生した住宅侵入盗事件は、闇バイト問題の深刻さを改めて示すものとなりました。警察は捜査を続けるとともに、関係機関と連携して闇バイト撲滅への取り組みを強化していく必要があります。私たちも、この問題に関心を持ち、社会全体で若者たちを守っていくことが大切です。
