【Z李逮捕】90万フォロワーのインフルエンサー、住居侵入容疑で逮捕の真相とは?

SNSで絶大な影響力を持つインフルエンサー「Z李」が、住居侵入容疑で逮捕されました。一体何が起きたのでしょうか?本記事では、事件の背景、Z李の活動内容、そして逮捕に至るまでの経緯を詳しく解説します。

“義賊”と呼ばれたインフルエンサー「Z李」とは?

警視庁担当記者によると、「Z李」とは田記正規容疑者(43)を中心とした複数名によるアカウント名です。2018年頃からX(旧Twitter)で活動を開始し、起業家や著名人のスキャンダル暴露、ホストの悪行告発などで注目を集め、フォロワー数は90万人を超えるほどの人気を博していました。田記容疑者は元々は横浜でスカウトマンをしていたとされ、漫画『新宿スワン』のモデルになった人物とも言われています。「新宿疎開」という公営ギャンブルのオンラインサロン運営や、芸能・広告代理店業務、輸出入貿易など、複数の事業にも関与していたようです。

Z李のXZ李のX

フォロワーからは「ボス」と慕われ、詐欺被害の相談に乗るなど、“義賊”としての一面も持っていたZ李。しかし、その活動の裏には、今回の逮捕につながるような危うさが潜んでいたのでしょうか。

SNSで明かされた活動の実態と矛盾

Z李は2023年3月、集英社オンラインのインタビューで、自身のSNSに寄せられる様々な相談について語り、金銭目的でトラブル解決に乗り出すこともあったと明かしています。弁護士費用よりも安価な手数料で、悪質な相手への対処を行っていたと述べていますが、同時に非弁行為には抵触しないよう注意していたとも語っています。また、相手を追い詰める際には、警察に通報される可能性も考慮した上で行動していたと説明しています。

逮捕後も更新されたX逮捕後も更新されたX

しかし、今回の逮捕容疑は皮肉にも、窃盗被害にあったメンバーのバイクを取り戻すため、犯人の自宅に押し入った住居侵入です。Z李らは「あと1時間で着く」などと犯人宅への到着を実況中継し、約20人の男たちがマンションを取り囲む様子も配信していました。犯人は不在でしたが、自宅にいた女児に鍵を開けさせ、マンションに侵入したことが逮捕の決め手となりました。

正義と犯罪の境界線:インフルエンサーの責任とは

今回の事件は、SNSで大きな影響力を持つインフルエンサーの行動が、法に触れる可能性があることを改めて示しました。「義賊」を自称し、フォロワーからの信頼を集めていたZ李ですが、その行動は法の許容範囲を超えていたと言わざるを得ません。インフルエンサーは、その影響力の大きさを自覚し、責任ある行動をとることが求められています。Z李の逮捕は、私たちにSNSと社会正義、そしてインフルエンサーの責任について、改めて考えさせる出来事となりました。

まとめ:事件の教訓と今後の展望

90万フォロワーを持つインフルエンサーZ李の逮捕は、大きな波紋を呼んでいます。「義賊」としての一面と犯罪行為の狭間で、何が正義で何が悪なのか、改めて問いかける事件となりました。今後の捜査の進展、そして判決に注目が集まります。