オールインクルーシブで極上バカンス!日本でも進化する至れり尽くせりの旅

近年、旅行業界で注目を集めている「オールインクルーシブ」。海外リゾートの定番サービスですが、日本でもじわじわと人気が高まっています。この記事では、オールインクルーシブの魅力、進化する日本のオールインクルーシブ事情、そして注目の宿まで、詳しく解説していきます。

オールインクルーシブとは?

オールインクルーシブとは、宿泊料金に食事、ドリンク、施設利用料などが含まれたサービスのこと。「All Inclusive」の名前の通り、すべて込み! 旅行前に予算を立てやすく、滞在中は追加料金を気にせず、心ゆくまでリゾート気分を満喫できるのが魅力です。

alt:モルディブの美しい水上コテージ。ターコイズブルーの海に浮かぶラグジュアリーな空間で、オールインクルーシブの贅沢を堪能できます。alt:モルディブの美しい水上コテージ。ターコイズブルーの海に浮かぶラグジュアリーな空間で、オールインクルーシブの贅沢を堪能できます。

日本で広がるオールインクルーシブの波

これまで海外リゾート地で主流だったオールインクルーシブですが、近年は日本でも導入する宿泊施設が増加しています。温泉地やビーチリゾートなど、様々なロケーションで展開され、国内旅行の新たな選択肢として注目を集めています。

国内ホテルの取り組み

アパホテルズ&リゾーツは2024年2月にアパホテル<富山>をアパホテルステイ<富山>としてリブランドし、初のオールインクルーシブサービスを開始。グランドメルキュールやメルキュールも2024年4月から全国20以上のホテルでオールインクルーシブを展開しています。また、大江戸温泉グループは「TAOYA」ブランドで、宮城県の秋保温泉や栃木県の那須塩原高原など全国7か所でオールインクルーシブの温泉リゾートホテルを展開しています。

オールインクルーシブの歴史と進化

実は、日本におけるオールインクルーシブの歴史は意外と古く、40年ほど前に遡ります。ホテルジャーナリストの井村日登美氏によると、1987年に北海道にオープンしたクラブメッド・サホロ(現在のクラブメッド北海道サホロ)が日本初のオールインクルーシブ施設とのこと。当時としては画期的なサービスで、大きな話題となりました。

進化するオールインクルーシブ

ヨーロッパ発のクラブメッドは、現在世界25カ国・約80か所でリゾートを展開。日本では石垣島や北海道トマムなど5か所。豊富なアクティビティと、その都度支払いが不要な自由さが人気です。近年では、各ホテルが独自のオールインクルーシブプランを展開し、多様化が進んでいます。例えば、特定の時間帯にアルコールが飲み放題になるプランや、スパトリートメントが含まれたプランなど、ニーズに合わせて選べるようになっています。「リゾートホテル評論家の山田一郎氏(仮名)は、『日本のオールインクルーシブは、顧客のニーズに合わせて進化を続けており、今後ますます多様化していくでしょう』と述べています。」

まとめ

オールインクルーシブは、旅行の計画を立てやすく、滞在中は追加料金を気にせず楽しめる魅力的なサービスです。日本でも様々な宿泊施設で導入されており、ますます進化を続けています。次の旅行は、オールインクルーシブで贅沢な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。