鳩山由紀夫元首相が5日、自身のX(旧ツイッター)を更新。同氏が中国の「抗日戦争勝利80年記念行事」に出席したことについて、国民民主党の玉木雄一郎代表が「中国のプロパガンダに利用されかねない」と懸念を示したことに対し、現場で体験したやりとりを示すことで、その可能性を否定した。
鳩山氏は3日に北京で開催された記念行事に中国からの招待を受けて出席。それに対し、玉木氏は「中国のプロパガンダに利用されかねず遺憾だ」とコメントしたことが報じられた。
玉木氏は鳩山氏の長男で国民民主党の鳩山紀一郎衆院議員が父の出席を取りやめるよう要請したとXで明かしたことを受け、8月29日に更新した自身のXで「御尊父に諫言するのは心苦しかったと思いますが、正しい認識です。歴史に真摯に向き合うことと、他国に利用されることは別です。国益に鑑み、元総理の訪中はやめるべきです。」とポストしていた。
玉木氏の発言を受け、鳩山氏は「国民民主党の玉木代表から、私の訪中が中国のプロパガンダに使われるのではないかと懸念が寄せられていた。」と切り出した。続けて「実は中国側の方が私を中国のプロパガンダに使ってるように思われてはならないと配慮してくれていた。また習近平主席夫人が『こんにちは』と日本語で挨拶して下さったのも有り難い配慮であった。」と現地での自身への対応について明かした。
(よろず~ニュース編集部)
よろず〜ニュース