故・樹木希林さんの夫であり、ロックンローラーとして名を馳せた内田裕也さん。その強烈な個性は、家族の中でも様々なドラマを生み出していたようです。今回、俳優の本木雅弘さんがTBS系「日曜日の初耳学」に出演し、義父である内田裕也さんとの知られざるエピソードを明かしました。中でも、本木さんが裕也さんを「殴った」という噂の真相、そして樹木希林さんが鉄パイプを持って登場したという驚きの出来事について、詳しく掘り下げていきます。
若き日の本木雅弘と内田裕也の衝突
1995年、29歳の本木雅弘さんは女優・樹木希林さんの娘である内田也哉子さんと結婚。二世帯住宅で希林さんと共に暮らす生活が始まりました。しかし、そこに時折、裕也さんが「夜襲」をかけるように訪ねてきたというのです。番組MCの林修氏から「内田裕也さんを殴ったことがある」という噂について問われた本木さんは、「やりました」と衝撃の告白。一体、何が起こったのでしょうか？
ある夜、子供が高熱を出していた本木さん一家。そんな静かな夜に、裕也さんが突然訪問。鉄格子をガタガタ鳴らし、「開けろ！」と叫びながらインターホンを連打したといいます。1階に住んでいた希林さんと裕也さんの激しい言い争いが聞こえてきたその時、本木さんは静かにするよう注意したところ、裕也さんから「子供の熱ぐらいでヌクヌクしてんじゃねー！」と激昂されたとのこと。揉み合いになる中で、本木さんの手が裕也さんに当たってしまった、と当時の状況を説明しました。
本木雅弘
樹木希林、鉄パイプを手に家族を守る！
事態はさらに発展します。裕也さんの仲間が集団で本木さん宅に訪れ、「裕也さんに何をしたんだ」と詰め寄ってきたのです。本木さんが対応していると、裕也さんの仲間の表情が突如変化。後ろを振り返ると、なんと樹木希林さんが鉄パイプを手に、本木さんを守ろうと立ちはだかっていたというのです。この unexpected な展開に、スタジオは笑いに包まれました。
家族の絆と愛を感じさせるエピソード
このエピソードからは、一見すると複雑な家族関係ながらも、深い愛情で繋がっていたことが垣間見えます。本木さんと裕也さんの衝突、そしてそれを鉄パイプで止めようとした希林さんの行動。一見突飛に見える行動も、家族を守りたいという強い思いから生まれたものでしょう。 著名な芸能一家ならではの、ユニークでドラマチックな家族の物語。内田裕也さん、樹木希林さんという偉大な存在に見守られながら、本木雅弘さんは俳優として、そして一人の人間として成長を続けてきたのかもしれません。
伝説のロッカーと俳優、そして家族の物語
今回の番組で明かされたエピソードは、内田裕也さん、樹木希林さん、そして本木雅弘さんという、個性の強い3人が織りなす家族の物語の一端を垣間見せる貴重なものでした。一見、波乱に満ちているように見える家族関係ですが、その根底には深い愛情と絆があったのではないでしょうか。このエピソードは、私たちに家族のあり方、そして人間の複雑さを改めて考えさせてくれます。
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