[20日 ロイター] – ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアが2014年に一方的に併合した南部クリミア半島について、外交的手段で奪還することが唯一の可能な方法との認識を示した。
米FOXニュースのインタビューで、軍事的手段を用いて「何万人もの国民を犠牲にするわけにはいかない」とし、「外交的に取り戻すことが可能だと理解している」と述べた。
ロシア軍が占領するウクライナ領土の割譲は改めて強く否定した。
ロシア軍は2022年2月にウクライナへの全面侵攻を開始して以来、ウクライナ領土の約5分の1を占領し、東・南部4州の併合を一方的に宣言したが、完全な支配下には置いていない。