NHK連続テレビ小説『おむすび』で、橋本環奈さん演じるヒロインの栄養専門学校での姿が話題を呼んでいます。華やかなギャルメイクと長いネイルで初登校したヒロインに対し、視聴者からは賛否両論の声が上がっているようです。栄養士を目指す上で、身だしなみはどのようにあるべきなのでしょうか?
ギャルメイク&ネイルで初登校!視聴者の反応は?
11月19日放送の『おむすび』第37話では、ヒロインが神戸の栄養専門学校に初登校するシーンが描かれました。気合を入れてバッチリメイクとネイルで登場したヒロインに対し、同級生からは「その格好なに? あんた、なめとん?」と厳しい声が。
alt="橋本環奈さん演じるヒロインのネイル"
このシーンに対し、SNS上では「栄養士になるのにあの爪…」「衛生的にどうなの?」といった批判的な意見が多数見られました。一方で、「初登校だし、まだ授業も始まってないんだからいいのでは?」「個性を尊重すべき」といった擁護の声も上がっています。
栄養士の身だしなみ、専門家の見解は?
栄養士の身だしなみについて、栄養学専門家の山田先生(仮名)は、「清潔感は非常に重要です。食品を扱う仕事なので、衛生面に配慮した身だしなみが必要です。」と指摘しています。長い爪や華やかなネイルは、食品に異物混入のリスクを高める可能性があるため、注意が必要とのこと。
また、濃いメイクも衛生面で懸念される場合があるといいます。「調理実習などでは、汗や皮脂が食品に付着するのを防ぐため、ナチュラルメイクを心がけることが望ましいです。」と山田先生はアドバイスしています。
ドラマの描写に疑問の声も…
第38話では、調理実習にもネイルとメイクで参加しようとしたヒロインが教師に注意されるシーンが描かれました。この展開には、「さすがに調理実習ではまずいでしょう」「ようやく現実的な描写になった」といった声が。
しかし、一部の視聴者からは、ドラマ全体を通してギャルに対する偏見が助長されているのではないかという指摘も。「ギャル=非常識」というステレオタイプな描き方は問題ではないか、という意見が出ています。
今後の展開に期待!
『おむすび』は、困難を乗り越え成長していくヒロインの姿を描く物語。今後の展開では、ヒロインが栄養士としての自覚を高め、身だしなみにも変化が現れるのでしょうか?視聴者からは、ヒロインの成長と、ギャルに対する多様な視点が描かれることを期待する声が寄せられています。
「食」を通じて人々を笑顔にする栄養士という仕事の魅力を、どのように描いていくのか、今後の放送に注目が集まります。