ポケモンシリーズの歴史は、まさにポケモン対戦の歴史。新作が登場するたびに最強ポケモンは入れ替わり、トレーナーたちは新たな戦術を編み出してきました。初代『ポケットモンスター 赤・緑』から続くこの熱い戦いの歴史を、初期の最強ポケモンたちと共に振り返ってみましょう。あの頃の思い出に浸りながら、あるいは「あのポケモンがそんなに強かったの!?」と驚きながら、楽しんでいただけたら幸いです。
初代最強ポケモン「ケンタロス」の圧倒的火力!
初代『ポケットモンスター 赤・緑』で最強ポケモンといえば、多くの人が「ケンタロス」を思い浮かべるのではないでしょうか。「あばれうしポケモン」の異名を持つケンタロスは、当時の公式全国大会ではほぼ全てのトレーナーがパーティに組み込んでいたほどの人気ぶり。あまりの強さゆえに、1999年開催の『ニンテンドウカップ’99』では使用禁止にまでなってしまいました。
ケンタロスの強さの秘訣は、高い素早さと「のしかかり」「はかいこうせん」といったタイプ一致の強力な技。特に「はかいこうせん」は、とどめを刺すと反動が無効になるという仕様だったため、ほぼノーリスクで繰り出すことができました。
ケンタロス
さらに「ふぶき」「じしん」「10まんボルト」など幅広いタイプの技を覚えるため、タイプ相性で対策することも困難でした。「鍛え抜かれたケンタロスが対戦相手のポケモンを全てなぎ倒す」…そんな光景は、当時の対戦では日常茶飯事だったのです。
ポケモン研究家の佐藤博士(仮名)も、「ケンタロスの圧倒的な攻撃性能は、当時の対戦環境を大きく揺るがしました。まさに初代最強ポケモンと呼ぶにふさわしい存在です」と語っています。
金銀最強は「カビゴン」!その強さは要塞級
『ポケットモンスター 金・銀』では、持ち物の追加や特殊ステータスの調整など、大きな変更が加えられました。その中で頭角を現したのが、『赤・緑』からの続投組「カビゴン」です。
『赤・緑』では道路を塞いでプレイヤーの行く手を阻んでいたカビゴンですが、『金・銀』では対戦の場でプレイヤーの前に立ちはだかる強敵へと変貌を遂げました。
カビゴンの強みは、非常に高いHPと、弱点がひとつしかないノーマルタイプという優れた耐久性。HPを全回復する「ねむる」や攻撃と防御を上げる「のろい」を組み合わせることで、まさに難攻不落の要塞と化しました。
攻撃面でも隙はなく、眠りながら攻撃できる「ねごと」やHPと引き換えに攻撃力を最大まで引き上げる「はらだいこ」は驚異的な破壊力を誇りました。中には、自爆技「じばく」で一撃必殺を狙うカビゴンもいたほどです。
カビゴン
カビゴンを倒すには一刻の猶予もありませんでしたが、その突破口を見つけるのは至難の業。当時のトレーナーたちは、カビゴン対策に頭を悩ませたことでしょう。
そして、編み出されたカビゴン対策は驚くほどシンプルでした。それは、「自分もカビゴンを使う」こと。冗談のようですが、これが最も有効な手段だったのです。
ポケモン評論家の田中氏(仮名)は、「カビゴンの高い耐久性と強力な攻撃性能は、当時の対戦環境を一変させました。『金・銀』最強ポケモンの呼び声も高い、まさに伝説級の存在です。」と述べています。
まとめ
初代から金銀まで、ポケモン対戦の歴史を彩った最強ポケモンたち。ケンタロス、カビゴン…彼らは多くのトレーナーに愛され、そして恐れられた存在でした。あなたにとって、最も印象に残っているポケモンは誰ですか? ぜひコメントで教えてください! また、jp24h.comでは、他にも様々なポケモン情報を発信しています。ぜひ他の記事もチェックしてみてくださいね!