ロシア大統領府のペスコフ報道官は弾道ミサイルによる攻撃について、次回は事前に民間人に警告すると述べ、再び攻撃に用いる可能性を示唆しました。
ペスコフ報道官は22日、弾道ミサイルによる攻撃は「西側諸国の無謀な決定」に対する反応だと述べました。
また、発射した弾道ミサイルは長距離ではないため通告する義務はないものの、自動的に30分前にアメリカに通知したということです。
ペスコフ報道官は今後、弾道ミサイル攻撃を行う際には国防省から民間人に警報を発する仕組みを作ると述べました。
弾道ミサイルによる、さらなる攻撃を示唆した形です。
一方、ドイツのショルツ首相は「恐ろしいエスカレーション」だとして、NATO(北大西洋条約機構)との戦争に拡大することを防ぐ措置を講じると述べました。
ショルツ首相はドイツ製の長距離巡航ミサイル「トーラス」をウクライナには供給しない方針で、「慎重さとウクライナへの明確な支持」のバランスが重要だと主張しました。
テレビ朝日