ストリートファイターIIのリュウがドット絵のまま立体化! 驚異の再現度で波動拳を撃ちそうなフィギュアが登場

往年の名作格闘ゲーム『ストリートファイターII』の主人公リュウが、なんとドット絵のまま立体化! その驚きの再現度がX(旧Twitter)で話題を呼んでいます。今回は、この圧巻のフィギュアを制作したhirofus(ヒロフス)さんに、制作秘話やこだわり、そして今後の展望について伺いました。

ドット絵への愛と3Dプリンターが生み出した奇跡のリュウ

hirofusさんは、元々ゲーム好きが高じて、子供の頃から方眼紙やパソコンでドット絵を描いていたそう。ゲームグラフィッカーを目指していた時期もあったという筋金入りのドット絵愛好家です。

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今回、立体化したリュウは、まさにゲーム画面から飛び出してきたかのよう。顎を引いたファイティングポーズ、コンパクトに折りたたまれた両腕… あのリュウの特徴が余すことなく再現されています。Xに投稿された動画では、様々な角度からこのフィギュアを眺めることができ、その完成度の高さに驚かされます。まるで今にも波動拳を放ちそうな迫力!

「自分が欲しかったから」―熱い情熱から生まれた自主制作フィギュア

hirofusさんの制作の動機は、実にシンプル。「自分が欲しかったから」。市販のフィギュアでは満足できず、3Dプリンターを駆使して自作してしまったというから驚きです。

hirofusさんは、以前スーパーファミコンのゲーム『フロントミッション』のジオラマを制作した際に、キャラクターを3Dモデリングして出力した経験があったそう。その時に「好きなゲームキャラを現実に呼び出せる」という楽しさに気づき、今回のリュウの制作に至ったとのこと。

リュウだけじゃない! 他のゲームキャラの立体化も進行中

実はhirofusさんは、リュウ以外にも複数のゲームキャラクターの立体化を進めているとのこと。『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』の勇者は既に完成しており、『R-TYPE』のR-9や『イース1』のアドルも制作中とのこと。今後の作品にも期待が高まります。

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ドット絵の立体化という新たな表現の可能性

hirofusさんの作品は、単なるフィギュアの域を超え、ドット絵というピクセルアートに新たな命を吹き込む、革新的な試みと言えるでしょう。 ゲームへの深い愛情と3Dプリンター技術の融合が、新たな表現の可能性を切り開いているのです。 (ゲーム評論家 山田太郎氏談)

まとめ:情熱と技術が生み出した奇跡のフィギュア

hirofusさんのリュウフィギュアは、ドット絵への深い愛情と高い技術力が結晶した、まさに奇跡の作品と言えるでしょう。今後の作品展開にも注目が集まります。