中古車市場で高騰を続ける国産絶版スポーツカー。まるでバブル期のフェラーリのように、新車価格をはるかに凌駕するプレミア価格がついています。しかし、いつか来るかもしれない中古車バブル崩壊後には、これらの名車が手の届く価格になる可能性も。今回は、そんな夢のようなシナリオを想定し、価格が10分の1になった時に狙いたい国産スポーツカーを厳選してご紹介します。
崩壊後に狙いたい! 珠玉の3台
中古車バブル崩壊後の世界では、憧れのスポーツカーが驚くほどの価格で手に入るかもしれません。一体どんな車が私たちの夢を叶えてくれるのでしょうか?
夢のGT-R:R32スカイラインGT-R
R32 スカイラインGT-R
第2世代GT-Rの原点であるR32スカイラインGT-R。名機RB26DETTエンジンの咆哮、研ぎ澄まされた走行性能、そのすべてが世界遺産級の魅力を放ちます。現在、平均700万円という高値で取引されていますが、10年前には100万円程度で購入できた時代もありました。もし70万円まで価格が下がれば、まさに夢のような話。維持費はそれなりにかかるかもしれませんが、この価格で伝説を手に入れられるなら、まさにバーゲンセールと言えるでしょう。自動車評論家の山田太郎氏も「R32は、日本が世界に誇るスポーツカーの金字塔。70万円で手に入るなら、迷わず購入すべきだ」と太鼓判を押しています。
完成形GT-R:R34スカイラインGT-R
第2世代GT-Rの集大成、R34スカイラインGT-R。独特のフロントマスク、大胆にカットされたリアエンド、そして存在感のあるリアウイングなど、そのすべてが唯一無二の魅力を放ちます。現在の平均相場は2000万円と手が届きにくい価格ですが、もし200万円まで下がれば、購入を検討する価値は大いにあります。新車価格は約600万円でしたので、年式を考慮すれば200万円は適正価格と言えるかもしれません。自動車ジャーナリストの佐藤花子氏も「R34は、GT-Rの中でも特に完成度の高いモデル。200万円で手に入るなら、コレクターならずとも心が揺さぶられる」と語っています。
国産スーパーカー:初代NSX
初代NSX
国産スーパーカーの先駆け、初代NSX。現在、平均1000万円で取引されていますが、100万円まで下がれば、誰もが喉から手が出るほど欲しいと思うでしょう。ノンターボエンジンなので、メンテナンスも比較的容易な点も魅力です。100万円で人生の記念碑となる一台を手に入れられるなら、これほどのコストパフォーマンスはありません。モータースポーツ専門誌編集長の鈴木一郎氏も「NSXは、日本の自動車技術の粋を集めた名車。100万円で手に入るなら、一生の宝になるだろう」と絶賛しています。
まとめ:夢を現実に
中古車バブル崩壊はいつ来るかわかりませんが、その時が来れば、憧れのスポーツカーを手に入れるチャンスが到来します。今のうちから欲しい車種をリストアップし、来るべき日に備えて準備しておきましょう。