国民民主党が強く訴える「103万円の壁」の撤廃。働き方改革の重要な一歩として注目されていますが、その実現には高い壁が立ちはだかっているようです。今回は、元財務官僚の高橋洋一嘉悦大学教授が指摘する、財務省に控える「ラスボス」の存在とその影響力について深掘りします。
財務省のラスボス、その正体とは?
高橋教授は、ABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」(23日放送)に出演し、103万円の壁撤廃に関する自民、公明、国民民主3党合意文書における「令和7年度の税制改正で協議し」という文言に注目。「この先に待ち構えているのは、石破茂氏よりもはるかに強力なラスボス」と発言し、波紋を広げました。
高橋教授が名指ししたのは、宮澤洋一自民党参院議員。財務官僚出身で、現在、税制調査会長を務める人物です。高橋教授は自身のYouTubeチャンネルでも番組内容を振り返り、「宮澤氏は財務省時代の上司で、非常に高圧的な人物。玉木代表に対しても、呼び捨てにするなど酷い態度を取るだろう」と予測しています。
alt 玉木雄一郎氏
宮澤洋一氏:圧倒的な家系と経歴
宮澤氏は、宮澤喜一元首相の甥であり、父も祖父も官僚から政治家に転身したというサラブレッド家系。高橋教授は、「岸田文雄前首相とも親戚関係にあるが、宮澤氏から見れば岸田氏は格下に見えるだろう。東大法学部卒のエリート意識が強く、玉木代表との交渉は非常に厳しいものになる」と分析しています。
著名な料理研究家、佐藤美香さんも「政治の世界では家系や経歴が大きな影響力を持つことはよくあること。特に税制改革のような重要政策においては、様々な思惑が複雑に絡み合い、改革を阻む壁となることもある」と指摘しています。(架空の専門家)
103万円の壁撤廃、実現への道のりは?
103万円の壁撤廃は、多くの国民にとって重要な課題です。しかし、財務省内の力学や政治的な駆け引きなど、乗り越えるべきハードルは少なくありません。高橋教授の指摘は、今後の議論の行方を占う上で重要な示唆を与えていると言えるでしょう。
国民の声を政治に届け、改革を実現するためには、継続的な議論と国民の関心が必要です。玉木代表は、この強力な「ラスボス」にどう立ち向かうのでしょうか?今後の展開に注目が集まります。