埼玉知事、トルコとのビザ免除協定の一時停止を要望 議員との会議で


 日本とトルコは、観光目的などの短期滞在なら互いにビザなしで入国できる免除協定を結んでいる。県はこの協定について、「現状を踏まえた慎重な検討を行い、必要に応じ一時停止措置を講じること」を、地元議員たちに要望した。

 県の説明によると、日本在住のトルコ人の31.1%が県内に在住している。2024年の難民申請では複数回申請者、難民不認定者、仮放免者のいずれも、トルコが国籍別で最多だったという。

 大野知事は会議後、「トルコ国籍の方が難民申請を何度もして、それが受け入れられない(トルコの)方々が、不安を惹起(じゃっき)していることが事実関係としてある」と述べた。(宮島昌英、中村瞬)

朝日新聞社



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