愛子さまと佳子さま、皇室の未来を担う「ペア公務」に注目集まる

宮内庁のインスタグラムで、愛子さまと佳子さまの仲睦まじい様子が発信され、注目を集めています。これまで天皇ご一家中心だった投稿に、お二人の「ペアショット」が登場するようになった背景には、どのような意図があるのでしょうか。皇室におけるお二人の存在感の高まりとともに、「ペア公務」の意義や将来像について探ります。

愛子さまと佳子さまの「ペア公務」、インスタグラムで発信強化

宮内庁は、今年の4月からインスタグラムの運用を開始し、天皇皇后両陛下の公務やご一家のご様子を発信してきました。開設から約8ヶ月、フォロワー数は180万人を超え、ITジャーナリストの三上洋氏も「官公庁のSNSとしては成功例」と評価しています。

当初は天皇陛下と雅子さまの公務、そして愛子さまを含めたご一家でのご静養の様子が中心でしたが、秋頃から変化が見られました。秋の園遊会の後、赤坂御苑の三笠山で、お二人が楽しそうに会話されている動画が投稿されたのです。

alt 愛子さまと佳子さまが談笑されている様子alt 愛子さまと佳子さまが談笑されている様子

さらに、11月5日には文化勲章受章者らを招いたお茶会の様子も投稿されました。両陛下を囲みながらも、愛子さまと佳子さまが同じテーブルに座り、招待客と笑顔で交流される「ペア公務」の様子が発信されたのです。

これらの投稿は、皇室の親しみやすさをアピールするだけでなく、将来の皇室を担うお二人の存在感を示す狙いがあると見られています。

「ペア公務」で国民との距離を縮める

愛子さまと佳子さまは、年齢も近く、共に国民からの人気も高いです。お二人が並んで公務に臨む姿は、皇室の明るい未来を象徴するかのようです。宮内庁がインスタグラムでお二人の「ペアショット」を積極的に発信する背景には、国民との距離を縮め、皇室への理解と支持を深めたいという意図があると考えられます。

11月19日に予定されていた鴨場接待は、三笠宮妃百合子さまのご逝去により中止となりましたが、もし開催されていたら、お二人が揃って駐日大使をもてなす様子が発信される予定でした。これは、国際親善の場においても、お二人が重要な役割を担っていくことを示唆するものだったと言えるでしょう。

皇室の未来を担う、愛子さまと佳子さまへの期待

愛子さまは学習院大学で学ばれ、成年皇族として公務にも積極的に取り組まれています。佳子さまも、様々な公務を通して経験を積まれています。お二人が協力し合いながら公務に励む姿は、国民に安心感と希望を与えています。

皇室ジャーナリストの山下桃子氏(仮名)は、「愛子さまと佳子さまの『ペア公務』は、国民にとって非常に好ましいイメージを与えています。お二人の活動を通して、皇室の未来への期待が高まっていると言えるでしょう」と述べています。

今後、愛子さまと佳子さまがどのような形で公務に携わっていくのか、国民の注目が集まっています。