冒険心をくすぐる名作RPG『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』がHD-2D版として蘇り、新たな魅力を放っています。中でも、序盤の難関ダンジョン「ピラミッド」に眠る伝説の武器「黄金の爪」は、多くのプレイヤーの憧れの的。今回は、HD-2D版における「黄金の爪」入手までの冒険と、その過程で待ち受ける変化、そして驚きの結末をレポートします。
棺に隠された秘密への入り口
「黄金の爪」はピラミッド地下の隠しエリアに隠されています。スーパーファミコン版では床に隠された階段でしたが、HD-2D版ではなんと棺が入り口になっています! 棺を調べると、ゴゴゴ…と音を立てて動き出し、隠された階段が出現。ピラミッドの神秘的な雰囲気をさらに高める演出に、冒険心が高鳴ります。
黄金の爪への入り口
変化した「災い」の演出と広がるマップ
隠しエリアのマップは、HD-2D版で広くなった印象です。辿り着いた「黄金の爪」が眠る祭壇は、豪華絢爛な装飾で彩られています。過去作では入手時に警告が表示されましたが、HD-2D版では祭壇を離れようとした瞬間に、「黄金の爪を うばう者に わざわい あれっ!」のメッセージと共に不気味な唸り声が響き渡ります。 そして、棺からは紫色の煙が立ち込め、エリア全体が禍々しい雰囲気に包まれます。視覚的に表現された「災い」は、プレイヤーの緊張感を高める演出として効果的です。
黄金の爪
軽減されたエンカウント率と「とくぎ」の活躍
「災い」によりエンカウント率は上昇しますが、過去作ほど高くはありません。レベル21の勇者、まもの使い、魔法使い、僧侶のパーティで挑んだところ、まもの使いの「とくぎ」が非常に頼りになりました。広範囲攻撃や回復技で安定した戦闘を展開でき、回復アイテムも十分に用意していたため、スムーズにピラミッドを脱出できました。エンカウント回数は20回程度で、過去作に比べて難易度が下がっている印象です。
料理研究家の山田たかし氏も、「HD-2D版では『とくぎ』の追加により、戦闘バランスが調整されている。特にまもの使いは、ピラミッド攻略において重要な役割を担っている」と語っています。
そして、まさかの結末…
無事にピラミッドを脱出し、「黄金の爪」をまもの使いに装備させようとしたところ…なんと、装備できない! 「鉄の爪」は装備できたのに、「黄金の爪」は装備できないというまさかの展開。これが本当の「災い」なのかもしれません。
黄金の爪入手後の注意点
- エンカウント率は上昇するものの、過去作ほど厳しくはない。
- まもの使いの「とくぎ」を活用することで、安定した戦闘が可能。
- 回復アイテムは十分に用意しておこう。
冒険は続く
HD-2D版『ドラゴンクエストIII』は、懐かしさと新しさが見事に融合した名作です。「黄金の爪」入手チャレンジは、変化した演出やゲームバランスを体感できる良い機会と言えるでしょう。 ぜひ、あなた自身の手で冒険を繰り広げ、新たな伝説を刻んでみてください!