東ちづるさん、60代からの新たな挑戦 - 情報番組で発信する「自分の言葉」

人生の終盤を見据え、新たな挑戦を始める東ちづるさん（64）。趣味や旅行ではなく、「自分の仕事」に情熱を燃やしています。それは一体どんな仕事なのでしょうか？この記事では、東さんがこれから目指す「自分の言葉で表現する仕事」について深堀りしていきます。

表現者としての新たな舞台：ラジオ、情報番組への挑戦

長年、俳優として数々のドラマや映画に出演してきた東さん。60代を迎えた今、表現者としての新たな舞台を求めています。それは、ラジオや情報番組といった、自身の言葉で発信できる場です。これまで演じてきた役柄を通して培ってきた表現力を活かし、今度は自分自身の声で世の中にメッセージを届けたいという強い思いがあるようです。

alt(写真：東ちづるさん)

同世代の女性像をリアルに描く

東さんは、同世代の女性たちが抱える様々な課題にも目を向けています。結婚していない、子どもがいない女性、年金や貯金でつつましく生活する女性、孤独を抱える女性… 彼女たちの姿をリアルに描き、共感を得られるような役を演じたいと考えているようです。例えば、高齢女性による詐欺グループを描いたドラマなど、斬新なアイデアも持っています。

alt(写真：若い頃の東ちづるさん)

社会問題への関心と発信力

2020年に起きた、路上生活の60代女性が暴行され死亡した事件。東さんはこの事件にも深く心を痛め、社会問題への関心を高めています。高齢化社会における貧困、孤独、介護問題など、様々な課題を抱える現代社会において、自身の発信力を使って少しでも貢献したいと考えているのでしょう。「高齢者だから」「女性だから」といった固定観念にとらわれず、自分らしく生きる女性の姿を、これからも発信していくことでしょう。