愛子さま、ご就職・単独公務デビューから1年…動物愛護団体総裁就任の可能性も?

愛子さまは2023年12月1日、23歳のお誕生日を迎えられました。この1年は、学習院大学ご卒業後の日本赤十字社ご就職、単独での地方公務デビューなど、まさに激動の1年だったと言えるでしょう。今回は、愛子さまのこの1年を振り返りつつ、今後のご活動について考察します。

社会人1年目、愛子さまを支えるもの

日本赤十字社にご就職後、愛子さまは宮中祭祀や公務と並行して、ほぼ毎日出勤されているとのこと。公務とお仕事を両立されている姿に、多くの人が感銘を受けているようです。同期の方々とランチを楽しまれるなど、職場にもスムーズに溶け込まれていると日赤関係者は語っています。

愛子さまと天皇皇后両陛下愛子さまと天皇皇后両陛下

多忙な日々を送られる愛子さまにとって、大学時代からのご学友の存在も大きな支えとなっているようです。社会人1年目の悩みを共有したり、ご友人宅にお泊まりされることもあるのだとか。お泊まりの際には、侍従職が事前に相手方の家を視察するなど、万全の体制が敷かれているそうです。

学習院大学時代のお気に入りの場所

コロナ禍で学習院大学目白キャンパスには1年しか通学できませんでしたが、愛子さまにはお気に入りの場所があったといいます。それは、体育館の裏。大学入り口のすぐそばという目立つ場所でしたが、そこでご学友と談笑されるのがお好きだったようです。特に、高校からのご学友とは親密な関係を築かれていたとのことです。

愛子さま、総裁職就任の可能性

愛子さまの人気は高く、「愛子さまを天皇に」という声も聞かれる中、今後のご活動として、いずれかの団体の総裁や名誉総裁に就任される可能性が囁かれています。数多くの団体が愛子さまに総裁職を務めていただきたいと願っていることでしょう。

総裁職就任への段取りと適切な団体

総裁職就任は、団体からの打診を受け、皇室が精査した上で決定されます。大きく分けて、古くから皇室とゆかりのある団体と、皇族個人の考えに基づく特定分野の団体があります。皇室ジャーナリストの佐藤一郎氏(仮名)は、「愛子さまには、今の時代に合った新しい分野の総裁職がふさわしい」と述べています。

愛子さまは動物がお好きで、お誕生日写真にも愛犬「由莉」、愛猫「セブン」、そして昨年夏に亡くなった「みー」といった保護犬猫と写っていらっしゃいます。天皇ご一家で関心を持たれている分野でもある動物愛護団体、特に保護犬猫の里親探し活動を行う団体は、愛子さまの総裁職就任先として最適ではないでしょうか。動物愛護の認知度向上にも貢献できるでしょう。

総裁職就任における課題

宮内庁OBで皇室解説者の山下晋司氏によると、総裁職就任には課題もあるといいます。数ある類似団体の中から特定の団体を選ぶ際には、その分野を代表する団体であるかどうかが重要になります。担当省庁と協議し、国内の動物愛護団体を代表するような団体であれば問題ないとされています。

女性皇族初の試みとなるか

愛子さまが団体の総裁職に就かれれば、天皇家の内親王としては初の試みとなります。2005年にご結婚された黒田清子さんも、皇族時代には総裁職に就かれていませんでした。宮内庁OBは、「時代とともに女性皇族の役割も変化しており、愛子さまの総裁職デビューは十分考えられる」と語っています。

愛子さまの今後のご活動に、ますます注目が集まります。